皆様、こんにちは。谷です。
ハロウィンシーズンがやってきたらもう年末年始までのカウントダウンが始まりますね!
さて、今回はA.ランゲ&ゾーネの設立者フェルディナンド・アドルフ・ランゲについての第36弾をご案内します。
(当シリーズはラインハルト・マイス氏が語った内容の資料をもとにお伝えしています。)
アドルフランゲの出生や学生生活などについてはそれぞれの章をご覧ください。
①ランゲの生みの親『アドルフ・ランゲ』の生い立ちと幼少期
②ランゲ少年、時計師への道のり
③ランゲ青年、時計製造国フランスに行く
④‐㉖旅の手帳の中身とは?(Page4-Page65まで)
㉗~諸外国を回った後のランゲの人生
ランゲが取得したクォーターリピーターの特許とは?
A.ランゲ&ゾーネが認められた結果として、シンプルなクォーターリピーターが1866年8月14日にアメリカにてNo57266の特許を取得したことは記録されるべきであることです。
これは反復列には独自のゼンマイ香箱がなく、代わりにラックN,S,Hを介して打撃機構を駆動する文字盤下の板バネWによって動かされるという事実から生じます。このことは少ないパーツ数で確かな機能性の実現を可能にしています。
グラスヒュッテの古い親工場で、1868年にアソシエイトとなったリヒャルト・ランゲの元で大量生産が行われました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
1870年代にはすでにリピーター機構が付いた懐中時計があったのですね!
さて、これにて第1弾『A.ランゲ&ゾーネを立ち上げたフェルディナンド・アドルフ・ランゲ』についてのお話は一度おしまいです。
次の章では『A.ランゲ&ゾーネ フェルディナンド・アドルフ・ランゲの息子たち』にスポットを当ててご紹介していきます!
次章は11月中旬ごろにスタートを予定しております。それまでの間は、フェルディナンド・アドルフ・ランゲが製作した過去のコレクションをご紹介!
みなさま、お楽しみにお待ちくださいませ!