キア・オラ!
皆様、こんにちは。谷です。
今回はニュージーランドのマオリ族が主に使用するマオリ語であいさつしてみました!『キア・オラ』はマオリ語で『こんにちは』。
ニュージーランドと言えばブラフ・オイスター(牡蠣の種類)をワイン酢で食べるのですが、クリーミーな牡蠣を酸っぱいお酢と共にいただく不思議なセット。とってもおいしいので、もしニュージーランドに行くことがあればぜひ召し上がってみてくださいね!
さて、今回は約2週間ぶり!A.ランゲ&ゾーネを立ち上げたフェルディナンド・アドルフ・ランゲがスイスやフランスで修業した時に学んだことを書いた手帳の56-57ページを解説していきます。
A.ランゲ&ゾーネの設立者フェルディナンド・アドルフ・ランゲについての第24弾をご案内します。
(当シリーズはラインハルト・マイス氏が語った内容の資料をもとにお伝えしています。)
アドルフランゲの出生や学生生活などについてはそれぞれの章をご覧ください。
①ランゲの生みの親『アドルフ・ランゲ』の生い立ちと幼少期
②ランゲ少年、時計師への道のり
③ランゲ青年、時計製造国フランスに行く
④‐㉓旅の手帳の中身とは?(Page4-Page55まで)
あらすじ
1815年2月18日に、ドレスデンにてアドルフ・ランゲは生まれる。
両親が離婚した後、ランゲ少年は知り合いの商家に引き取られて育ちます。育ての親のおかげで、ドレスデン技術学校に通わせたもらった彼はハイレベルな時計の知識を身に着けます。
1830年からは学生をしながらグートケスの弟子として実践トレーニングを積み、1835年、彼は当時時計大国であるフランスに旅をします。
旅に出る前に師匠グートケスにもらった手帳には、メッセージがかかれており「祖国を忘れることなかれ」から始まるメッセージがあります。現在も手帳は本社にて保管され、時計製作の際には必ず目を通しているようです。
では、『旅の手帳』に書かれていた事とは?今回56-57ぺージの内容を記載していきます。
Page56-57
これはクォーターリピーターのブレゲの懐中時計(No,2835)です。
文字盤側での完全繰り返し作業を示しています。
内側の調整スクリュー(ねじくぎ)とエスケープレバーを持つ特別なバイメタル素材のバランスはトレインの歯数と別々で描かれています。
リピーター機構を補助するゴングを含むすべての補助部品が描かれています。
Gold-pocket Watch No,2835
クォーターリピータ―を持つ年とムーンフェイズはブレゲによってパリで1825年に作られました。
オフセットにするチャプターリングはエンジンターンドダイヤルとなっています。
そしてブルースチール針を持っています。
金のムーブメントがダイヤルの下で音が鳴るように働きます。
1つのゴングが鳴る、リムがついている重なりと大きな補助バランスがあります
パラシュート型アブソーバートオーバーコイルはバランススプリングの上についています。
まとめ
いかがでしたか?模写の精密さがランゲの性格を表しているように見えます。
旅の手帳についての説明も終盤です。
しかし、ほんとにブレゲの凄さをランゲの時計を通じて感じますね!
A.ランゲ&ゾーネは様々なブランドと関わりがあり、5大時計ブランドとしては非常に珍しいですブランドですが、復興前から他国との関係があると思うと、フェルディナンド・アドルフ・ランゲの時計へのパッションの凄さを感じます。
本当に時計が好きだったんだなと思います。