皆様こんにちは、パネライ 大阪心斎橋ブティックの菊池です。
ここ数年各ブランド時計の価格が上昇していますが、日本の価格は他の国に比べてどうなの?と質問される事がありますので、じゃあブログで書いてみようと思い調べてみました。
結論から言うと、他国に比べて日本はまだまだ安いです。
各国のPAM01312の定価は?
日本でPAM01312の定価は1,120,000円(税抜)※2024年4月現在
まずは市場が大きいアメリカでの定価は8,800ドル。日本円にして約1,358,000円(1ドル154円計算)
次いで市場の大きな中国での定価は66,400元。日本円にして約1,415,680円(1元21.32円計算)
最近観光で立ち寄られる事多いタイでの定価は304,700バーツ。日本円にして約1,278,440円(1バーツ4.2円計算)
時計の国スイスでの定価は7,800スイスフラン。日本円にして約1,318,050円(1フラン168円計算)
パネライ発祥の地イタリアでは8,900ユーロ。日本円にして約1,457,450円(1ユーロ163円計算)
日本の場合は定価に10%の消費税がかかりますが、かかったとしても各国で購入する事を考えるとまだ20万円ほど価格が安くなります。
何故価格が値上がりしているの?
そもそも、日本国内での価格上昇の理由は何なのでしょうか?
2000年代に入り、価格が上昇していった理由の一つは各国の賃金・物価上昇が大きく影響していると考えられます。1997年を境に、約20年間で日本の平均賃金は約10%程下がっているのに対し、スイスを含むEU諸国では約25%から30%ほど上昇しております。生産国の賃金・物価が上昇すれば時計製造にかかる費用・人件費も上がりますので、必然的に出荷の価格にも影響が出てきます。
この1年は円安が大きく進んだ事で、日本国内の値上げラッシュが今なお続いてます。
各ブランド、年に一度はある程度の円相場の振り幅を想定した価格改定は行われていますが、2022年3月の1ドル117円から、半年後の10月には1ドル151円と、半年で30円以上の大幅な円安が進んだ為、2度3度の価格改定を余儀なくされて現在に至ります。
いかがでしたでしょうか?
他国に比べてまだまだ安いという事は、日本国内での国際価格の調整に伴った値上げはまだまだ行われそうな気がしますね。
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