皆様、こんにちは。
本日は、パネライの時計の中で、もっとも熱い時計『PAM01312』についてご紹介します。
パネライの歴史・作り込みの観点から見ても、非常に魅力溢れる1本です。
ぜひ、最後までお付き合いください!
パネライのアイコン的存在になった『PAM01312』その時計の原点とは?
今回ご紹介するパネライの時計『PAM01312』は、パネライのアイコンモデルとして現在も多くの方に支持されています。そんな『PAM01312』ですが、初号機として発表されたのは2008年。それも『PAM00312』として発表されました。
2008年に発表されて以来、2016年と2020年にマイナーチェンジをしています。
2008年発表『PAM00312』と2016年にマイナーチェンジ、2020年発表現行モデル『PAM01312』の3モデルの違いを見てみよう!
ではどこが変わったのか?
2008年に発表されたPAM00312は夜光塗料がグリーン、2016年にサンドベージュ
2020年に現在のPAM01312に変更となり、再び夜光塗料がグリーンの配色となりました。同じ黒文字盤でも夜光塗料で印象が変わりますね!
ムーブメントも一新してさらに機能性を追求!
その他変更となった点はムーブメントです。
初号機のPAM00312はパネライ自社製P.9000 キャリバーを搭載。
2016年のマイナーチェンジでパネライ自社製P.9010 キャリバーに変更となりました。
2つのキャリバーの違いは、P.9000 キャリバーは厚さ7.9mm、P.9010 キャリバーは厚さ6.0mmと
P.9000 キャリバーよりも1.9mm薄くなっています。
さらに、P.9010 キャリバーのテンプは2点支持のブリッジで固定されより安定感も増しています。
PAM01312の最大の魅力は「実用性×パネライらしさ」
PAM01312にどのような歴史と仕様変更があったのかお伝えしました。
ここからは、「PAM01312」の実用性についてお伝えしていきます。
まずは、文字盤から!
こちらのモデルは、時針・分針、9時位置にスモールセコンド、3時位置に日付とシンプルなデザインです。
機構としてはメイン機能を1つ持ち、時、分+スモールセコンド+日付です。
自動巻き式で3日間のパワーリザーブが備わっていますので、腕に着けていれば、腕のふりによってゼンマイが自動で巻き上がっていきます。腕につけずに、置いていても3日間は動き続けてくれます。
日付がいらないと思われる方も多いですが、その理由として”日付を合わせるのが手間またはルールがあって嫌”と
おっしゃられる方がほとんどです。お客様がおっしゃるように機械式時計にはカレンダー早送り禁止時間がございます。
禁止時間帯とは、簡単にいうと日付表示のある時計でカレンダー早送りをしてはいけない時間帯の事です。
ブランドやモデルによりますが一般的に午後8時~午前3時が禁止時間帯となります。
時計が下記の様な状況になると、ご自身で時計の日付を合わせていただく必要があります。
- 数日使用しておらずゼンマイの巻き上げ不足で止まっている場合
- 30日で終わる月の翌日は「1日」なのに「31日」と表示されるのでカレンダーを早送りする必要があります
しかし、PAM1312に搭載されているP.9010 キャリバーは、時針だけを1時間ずつ前後にジャンプさせる機能により簡単に時間を調節することが可能です。
また時針の動きに合わせて日付を自動調整でき、ほとんどの機械式時計にあるカレンダー早送り禁止時間帯がありません。短針の巻き戻しも可能なんです!嬉しいポイントです!!
44㎜サイズだからこそ!豊富な純正ストラップ~種類や人気カラーをご紹介~
44㎜が選ばれるのも”サイズ感”だけでなくストラップの種類、カラーが豊富にございます。
付替えを楽しめるのもパネライの魅力の一つ。
ストラップを替えるだけで違うお時計に見えるので付け替えが楽しくなってくるのではないでしょうか?
ビジネスシーンやスーツを着用される際は、アリゲーターストラップ(革)の黒を選ばれる方が多く、ステッチの色でさりげない大人なこだわりを。
スマートカジュアルなどの装いの方に人気なのはカーフストラップです。また、カジュアルな服装時や夏場にはビタミンカラーのオレンジラバーが大人気です♪
パネライと言えば!が詰まっている
パネライウォッチと一目でわかるリューズプロテクターにサンドイッチ文字盤、クッション型ケースと
パネライの歴史を感じることが出来きます。
ファーストパネライをご検討の方は、リューズプロテクターが欲しいというお声が多いです。
個人的にもパネライと言えば!と代名詞的な存在なので、非常におすすめです!!
またサンドイッチ文字盤とは、軽食のサンドイッチの様に夜光塗料を塗布した文字盤の上にインデックス部分をくり抜いた文字盤を重ねることで、くり抜いた部分から下の夜光塗料が見える、2重構造になった文字盤のことを指します。
夜光塗料が綺麗に発光し暗闇でもしっかりとした視認性を確保します。
しっかり発光してくれるので、塗料のすごさをまじまじと感じます。
ケース径44㎜が人気サイズ
ケース径44㎜と聞くと大きいと感じられますよね?
パネライは”デカ厚”と言われているので自分の腕には合わない…とお思われる方も多いのではないでしょうか。
ご来店されショーケースに並んでいる時計を見ても、デカイな…と言われます。
しかし実際に着けてみると、あれ?思ってたより腕にフィットする。
パネライだったらこのサイズ感をやっぱりつけたい、かっこいい!!と驚かれる方がほとんどです。
理由はこのケースの形状にあります。
すり鉢型のカーブを描く形状は立体感のある曲線で、美しさが際立ちます。
腕にフィットし着け心地も良いです◎
まとめ
いかがでしたか?
初パネライとしても、セカンドパネライとしても。そして機械式時計を初めて持つ方にも非常におすすめな1本です。
操作が簡単な事やベルトでシチュエーションに合わせた使い方ができることはもちろん、パネライらしいアイコンモデルであること、歴史がしっかりと詰まったモデルであることも長年に渡り人気な理由です。
文字盤のカラー違いなどもございますので、ぜひパネライ大阪心斎橋にお越しいただき一度実機を手に取ってみてくださいね!
みなさまとお会いできるのをスタッフ一同楽しみにお待ちいたしております!!