皆様こんにちは、パネライ 大阪心斎橋ブティックの菊池です。
・パネライは全て同じに見える?シリーズごとに違いを確認していこう!~ルミノール編~
・パネライは全て同じに見える?シリーズごとに違いを確認していこう!~ルミノール ドゥエ編~
上記2個のブログに続き、第三弾は【ラジオミール編】です。
ラジオミールシリーズは、一言でいえば『パネライウォッチの原点』です。
イタリア海軍の要請を受け、 1936年に試作品としてデザインしたパネライにとって初めての腕時計。20世紀前半の歴史的なモデルにインスパイアされた現在のラジオミール コレクションは、イタリアンデザインの卓越性を体現しています。
ルミノールと同じようにラジオミールにもケースが2つあり、『ラジオミール』と『ラジオミール1940』と名前が異なります。ルミノールに比べると見た目の違いが明らかにあるので、区別がつきやすいかなと思います。
まず一つ目の違いは”リューズ”です。
ラジオミールはミリタリーウォッチやパイロットウォッチによく使用されている逆三角形の大きなリューズ。これは、厚手のグローブをはめたままでも操作しやすいために出来ています。デメリットとしては、任務中にぶつけてしまい、リューズ操作が出来なくなってしまったり、変形する事で水の侵入を防ぐことが出来なくなってしまいます。
デメリットを克服するために改良されたのが、ラジオミール1940のリューズです。出っ張りを抑えた、大きめのねじ込み式リューズを採用しています。
二つ目は、”ラグ”の形状が違います。
ラジオミールは、独特なクッションケースに溶接でセットされていました。(現在のシリーズではケースに差し込み、ネジ止めされています)
皆さんもだいたい想像は付くと思いますが、この細いラグだと海軍の任務中に折れてしまいます…。そこで、改良されたのがケース一体型の頑丈な1940ケースです。
いかがでしたでしょうか?
パネライはプロトタイプのラジオミールを1936年に製作して以降、常に改良を加えて耐久性を高める進化を続けてきました。この進化の最終形がルミノール1950ケースとなります。その進化は、より耐久性の高い素材を開発したりと現在でも継続されています。
パネライの歴史について知っていただく事で、パネライのデザインの意味を知っていただけると思います。是非、お気軽にパネライの世界観を体感しにいらしてください。
是非、ラグジュアリー・ライフスタイルホテル『W大阪』1階、オフィチーネ パネライ大阪心斎橋ブティックにパネライの世界観を体感しにいらしてください。皆様のご来店を心よりお待ちしております。
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