皆様こんにちは、小田です。
いつもパネライ大阪心斎橋ブティックのブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
昨年2023年はラジオミールが主流として、注目のタイムピースが発表されました。
中でもよくお問い合わせいただくモデルといえば「カリフォルニア ダイヤル」。
そもそもこの特徴的な文字盤のことをあまりご存知でない方も多いのではないでしょうか。
今回はこの個性的な文字盤のことをご紹介させていただきます。
1936年、ラジオミールをイタリア海軍特殊潜水部隊からの要請でプロフェッショナルなダイバーズウォッチとして開発。
このパネライ初となる腕時計の特徴は直径47mmのクッション・シェイプ型ケースでした。
その当時から特徴的なダイヤルは、3時と9時位置のバーインデックスが水平線のようにダイヤルを二分しています。
上半分はローマ数字、下半分がアラビア数字。
このスタイルを「カリフォルニア」と呼ぶ理由は諸説あるようですが、主に2つ、
・カリフォルニアでこの文字盤が作られていた。
・制作当時カリフォルニア周囲でこの文字盤が流行っていた。
とのこと。
またこの2分割されたダイヤルは、暗い海中で蛍光のアワーマーカーを見た時に、瞬時に時計の上下を感知させるための工夫といわれています。
新作の「ラジオミール カリフォルニア(PAM01349)」は、ダークなグリーングラデーション文字盤。
またケースはステンレススティールにブルニートというPVD(PhysicalVapor Deposition)コーティングをあえて手作業ではがし、ヴィンテージ加工を施した味のあるモデルです。
またカリフォルニアダイヤルモデルにかかわらず、今年のモデルにブルニート加工のケースが多いですよね。
これは戦時中、イタリア海軍がミッション中に時計自体の光の反射で敵から見つからない様にするため自分たちで黒く塗料を塗っていたそうです。
それが経年で剥がれカッコいい使用感がでているものを再現したのが、この加工なんだとか。
たしかに使い込まれた感じがとても雰囲気がありますよね。
パネライ 大阪心斎橋ブティックは、ラグジュアリー・ライフスタイルホテル『W大阪』の1階にあり、最新コンセプトの空間で皆様をお出迎えしております。ぜひパネライの世界観を体感しにいらしてください。