皆様こんにちは、小田です。
いつもパネライ 大阪心斎橋ブティックのブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
近頃ご来店いただいたお客様から、ブログがきっかけでお越しくださったというお言葉を多くいただきます。
そうおっしゃっていただくとかなり嬉しく、モチベーションアップにも繋がっております。
これからもパネライの魅力を発信できるよう努めて参りますね♪
さて今回はパネライの全シリーズをおさらいしましょう。
パネライをよくご存じでない方からすると、ほぼ見た目のデザインが変わらないブランドと思われていることもしばしば…。
確かに固定的なデザインでどれもよく似ていますが、全てのシリーズには味わい深い魅力が詰まっています。
皆様のお気に入りのシリーズを見つけてください。
ベーシックな代表シリーズ『ルミノール 1950』
まずご紹介すべきシリーズはやはりベーシックな『ルミノール 1950』でしょう。
パネライの本質そのものであるこのシリーズは、ケースがより丸みを帯びたクッション型のフォルムのケースを採用しています。
この形はイタリア海軍に納品していた時期から完成されていたものであり、大型な見た目とは反する素晴らしい着け心地を実現しています。
また、「スーパールミノバ🄬」が特徴的なアラビア数字とマーカーを発光させ、抜群の視認性です。
この視認性への追及は、1949年にパネライが特許を取得した初の発光塗料である「ルミノール」を開発したところからも伺えます。
当時「ルミノール」の放射性物質の量は非常に少なく、ほぼ無害の発光塗料として採用。パネライのダイバーズウォッチに共通する特徴の一つとなりました。
現在では完全に放射性物質のない「スーパールミノバ🄬」を使用したうえで、「サンドイッチ文字盤」を取り入れ、さらにパネライを深く味わうことができるシリーズです。
さらに、1956年に特許を取得した象徴的なレバーロック式のリュウズプロテクターで基本的な防水性は300mを発揮します。(モデルによっては100m防水のものもあります。)
リュウズプロテクターに刻まれた「REG.T.M.」マークは商標登録マークを意味します。
素早くストラップを交換できる特許取得済みシステムも搭載した、万能なシリーズ。
まずパネライで1本目に選ぶなら、こちらの『ルミノール 1950』をお勧めしております!
アレンジされた象徴的なシリーズ『ルミノール』
パネライ愛好家の方にはこちらの『ルミノール』シリーズも外せません。
先程の1950シリーズとは違い、1993年の世界市場デビューの際に採用されたケースデザインになります。
大量生産向けにアレンジされた一直線のアングルを持つミドルケースとなり、裏蓋の形もフラットなので十分な着け心地です。
よりシンプルなフォルムとなっており、ダイヤルのロゴ等もシンプルに揃えられています。
こちらもリュウズプロテクターを採用されているものの、防水100mが基本スペックです。
現在では手巻き式のムーブメントが搭載されているリフレッシュされたパネライの象徴的なスポーツウォッチとなります。
よりシンプルで手巻き式のルミノールが欲しい!という方にお勧めのシリーズとなっています。
都会的なドレスウォッチシリーズ『ルミノール ドゥエ』
2016年に新たに発表された『ルミノール ドゥエ』シリーズは、『ルミノール 1950』シリーズのクラシックさから着想を得た、薄型のケースデザインが特徴です。
『ルミノール 1950』シリーズよりも40%薄くなったケースは、全体的にポリッシュ仕上げを施しスポーティーさよりも高級感を添えて都会的に仕上げています。
文字盤もサンブラッシュ仕上げで光を捉えて放射上に美しく演出し、針もゴールドカラーを採用。
こちらも特許のクイックリリースシステムを採用し、さらに簡単にストラップ交換ができます。
カラー展開も豊富にご用意してありますので、女性からの支持やひと味違うドレスウォッチをお探しの方にお勧めしております。
最もスポーティーなダイバーズシリーズ『サブマーシブル』
パネライでのサバイバルツールとして自信作となる『サブマーシブル』シリーズは、逆回転防止ベゼルが付いた最もスポーティーなシリーズです。
1956年にパネライがエジプト海軍のために設計したモデル、「エジツィアーノ(エジプシャン)」の復刻版としてデザインされたことがきっかけとなります。
基本スペックはモデルによって異なりますが、300m~2500mと超高水準な防水基準を有したモデル。
探検家のマイク・ホーン氏やフリーダイビングチャンピオンのギヨーム・ネリー氏などの海での冒険と関わりの深い人物たちをアンバサダーに向かい入れたコラボレーションモデルも製作されているシリーズです。
実際ダイビングをされる方や、タフな場面でお使いになられたい方、暑い季節に夏時計としてガッツリ着用されたい方にお勧めのシリーズとなります!
歴史が凝縮されたクラシックシリーズ『ラジオミール』
さて今年2023年に新作ラッシュとなった『ラジオミール』シリーズは、1936年パネライによって初めて誕生したミリタリーダイバー用ウォッチ。
当ブランドでは最もクラシックなスタイルで、源流となるデザインです。
ネーミングはラジウムを発光素材として使用していたというところから『ラジオミール』と命名されました。
1940年代の唯一無二である丈夫なクッション型ケースで、上下対称の流線型のなだらかな形状です。
ラグ部分も特許取得済みのワイヤーループを採用しており、スマートな着け心地です。
円錐型のねじ込み式リュウズはアイコニックなプロテクターがない分、防水は劣りますが基本は100m防水タイプが多いです。
日常生活には活躍すること間違いなしのスペックとクラシックなデザインは男女ともに人気。
新作をチェックしていただいている方には注目のシリーズではないでしょうか。
今ではレアな過渡期デザインのシリーズ『ラジオミール 1940』
最後は『ラジオミール 1940』シリーズをご紹介します。
こちらも同じくリュウズプロテクターがないシンプルなケースですが、ラグ部分に注目してください。
『ルミノール1950』と同じ一体型のクッション型ケースの前進となったシリーズで、いわばラジオミールとルミノールの間に位置する過渡期デザインです。
リュウズも円錐型ではなく、円柱のようなシンプルな構造になりよりはっきりとした印象を受けます。
『ルミノール 1950』シリーズの前進となりますので、同様にスプリングバーシステムを採用なのでストラップ交換は簡単です。
現在では生産をしていないレアなモデルでございますので、店頭で見かけたらラッキーかも!?
パネライ愛好家には見逃せない知る人ぞ知るシリーズとなります。
まとめ
いかがでしょうか。
全6種類をご紹介しましたが、お気に入りは見つかりましたか?
用途に合わせてお選びいただくのも良いですが、見た目でこれだ!と直感も案外大事ですよね。
現在店頭ではすべて取り揃えてがございますが、生産終了シリーズもございますのでお早めに!
それぞれの特徴をさらに詳しくご説明させていただけます。
皆様のお問い合わせ、ご来店を心よりお待ちしております。
年末年始の営業について
パネライ大阪心斎橋ブティックでは年末年始を以下の通りで営業しております。
・2023年12月31日(日) ~ 2024年1月1日(月) 冬期休業
・2024年1月2日(火) 10:00 ~ 18:00
・2024年1月3日(水) 10:00 ~ 18:00
・2024年1月4日(木) ~ 2024年1月8日(月・祝) 通常営業
・2024年1月9日(火) ~ 2024年1月11日(木) 臨時休業
・2024年1月12日(金) から通常営業
変則的な営業時間となりますが、予めご了承ください。
よろしくお願い申し上げます。