皆様こんにちは、オフィチーネ パネライ大阪心斎橋ブティックの菊池です。
今回は、パネライ(ルミノール1950ケース)のストラップの付け替え方を、当店でご購入いただいたお客様からもご質問が多くなってきましたので、再度ご案内したいと思います。
すでにパネライウォッチをお持ちの方で、「購入時に教えてもらったけど、やり方を忘れて交換していない」という方や、これからパネライウォッチの購入を検討されている方に、是非見て頂ければと思います。
※今回は1番定番のモデルで採用されている付け替え方法になりますので、モデルによっては付け替え方が異なります。
まず、購入時のBOXに付属している2つの工具を取り出します。
1つ目の黒いスティックは、ストラップを時計本体から外す為に使用します。まず、真ん中で2つに分かれるようになっていますので取り外します。そこまで出来れば1つ目の準備はOKです。
では、取り外していきましょう!
まず時計を裏向けで置きます。傷を付けない様に、安定感のある柔らかい物の上でやる事をオススメします。
よく見ていただくと、リュウズ側のラグに小さな◎があるのがわかりますでしょうか。(写真1)
先ほどのスティックの先端を差し込みます(バネで凹む感覚があります)。(写真2)
差し込んだ状態をキープして、もう一つのスティックを今度はケースサイドの〇に差し込みます。(写真3)
すると反対側のケースサイドから、棒が出ます。(写真4)
あとは手で引き抜くだけでOK。
もう1本も同じ要領で取り外します。
次はもう一つの工具の出番です。
これは尾錠を取り外すためのドライバーです。
この作業はストラップを外した状態でする事をオススメします。時計が付いた状態ですとバランスが取り辛く、時計本体や尾錠に傷を付けてしまう恐れがございます。
では取り外していきましょう!
正面向かって右側のサイドに、ドライバーの差込口がございます。(写真1)
こちらに先ほどのドライバーを差し込んで回すだけでネジが少しずつ出てきます。(写真2・3)
この時の注意点ですが、回転させるのに100%の力を注いでしまうとネジが汗などで固着している場合に、ネジ穴が潰れてしまう可能性が高くなります。イメージとしてですが、少し下方向に力を入れながら回転させることで、ドライバーとネジ穴がズレにくくなり、ネジ穴の潰れを防ぐことが出来ます。
次は交換するストラップへの尾錠の付け替えです。
バラバラになった尾錠はストラップを寝かせた状態でセットするとやりやすいです。
ラバーに交換の場合、特に新品のラバーは革ストラップに比べて摩擦が少なくピンが通りにくくなっていますので、無理やり押し入れてピンが曲がらない様に注意してください。
尾錠の止める部分のパーツが上記写真の様に、上下逆になっていないか確認してくださいね。急いでやると逆になっていてやり直しする事になり、余計に時間がかかってしまいます。
尾錠が付いたら、次は時計にストラップを付けましょう。
まず、ストラップをセットします。その際、革ストラップから別途購入した革ストラップにする場合は、元々付いていたストラップに金属のチューブが入っていますので、これを付け替える事をお忘れなく。カウッチューの場合は新品にセットされています。
爪楊枝の先みたいに凸凹した形状の方を◎の無い方から差し込みます。(写真1)
途中で行き止まりになるとこれぐらい出ています。(写真2)
最後に、黒いスティックを◎に差し込んだ状態で、押し込むと完了です。(写真3)
念のため、◎のある方から抜けないか押してみてください。(写真4)
ストラップの取り付けも12時側、6時側を間違えないように確認してから行ってください。
以上で完成です!慣れてくると、5分もかからないのでお出かけ前に気分で交換できますね。
いかがでしたでしょうか?ご自身で出来そうですか?
少しでも不安がある方は、店頭でご説明させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。
ストラップの付け替えが自分でできる事で、普段のお洋服選びと合わせてお洒落を楽しむ事が出来ます。
店頭にはたくさんのストラップを展示しています。パネライをお持ちの方も今から購入をご検討中の方も、是非ラグジュアリー・ライフスタイルホテル『W大阪』1階 オフィチーネ パネライ大阪心斎橋ブティックにパネライの世界観を体感しにいらしてください。皆様のご来店を心よりお待ちしております。
店舗における感染防止対策
オフィチーネ パネライ大阪心斎橋ブティックでは、お客様ならびに従業員の健康と安全に配慮し、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、下記のとおり対応しております。
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オオミヤはお客様ならびに従業員の健康と安全を最優先に考え、感染症の拡大防止に努めてまいります。お客様のご理解、ご協力の程、よろしくお願い申し上げます。