皆様、こんにちは。谷です。
先日『御堂筋パレード』を終え、御堂筋もイルミネーションが始まりました。
とっても綺麗ですよね!
さて、今回はサクソニア・アウトサイズデイトをご紹介します。
皆様、サクソニア・アウトサイズデイトについてどのような感想をお持ちでしょうか?
見たことがある!シンプル!といった意見もあれば、A.ランゲ&ゾーネの中でも実用的な時計と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?
実は機構からも文字盤デザインからも最も実用性があり、好印象を狙うならお勧めのサクソニア・アウトサイズデイト。
本日はサクソニア・アウトサイズデイトを詳しく紹介していきます!
慎ましいデザイン?いえ、違います!研ぎ澄まされた文字盤デザインが持つ歴史的な意味とは?
さて、皆様最初にご案内したようにサクソニア・アウトサイズデイトのイメージの多くはシンプル・慎ましい・質素などと言われますが、実は歴史的な意味をもつアウトサイズデイトを強調しているデザインなのです。
アウトサイズデイトは、A.ランゲ&ゾーネを語る上で外すことのできない機構です。
A.ランゲ&ゾーネの創設者フェルディナンド・アドルフ・ランゲと彼の師匠グートケスが製作した5分時計がモチーフになっています。
所説ありますが、世界で初めてのデジタル表示式の時計と言われています。
アドルフ・ランゲが住んでいたドレスデンにはゼンパー・オーパー歌劇場がありますが、その歌劇場にどこからでも誰が見ても読み取れる時計をつくってほしいとの事で当時の国王の指示のもと製作したのです。
そうしてグートケスは国王に見初められ宮廷時計技師の道が開かれました。
そのような歴史ある「5分時計」のデザインをベースに作り上げられたのが、『アウトサイズデイト』です。
シンプルながらその機構は複雑で、1992年に新生A.ランゲ&ゾーネが最初に特許を取得したのが『アウトサイズデイト』の機構でした。
瞬転式ディスクではないからこそ、みることが出来る!サクソニア・アウトサイズデイトの楽しみ方
サクソニアファミリーに搭載されているアウトサイズデイトは、すぐにパチッと日付が変わるわけではなく、時間をかけてゆっくりと変わっていきます。
ギョロギョロと変わるのが見ごたえがあり、30分ほど時間をかけて変わります。時計を所有している人にしかわからない最大の魅力です。
そうしてかわっていく日付は日を超えた事を更に実感させてくれ、そして1日1日の大切さや充足感を感じていただけます。
最も魅力あるのはアウトサイズデイトの下に入ったロゴ。
A.ランゲ&ゾーネ グラスヒュッテ I/SAと書かれた文字は、あえてラウンド型のデザインでなく、直線的なデザインとなっています。
サクソニア・アウトサイズデイトのサイズ感や直線的なデザインを更に端正な顔に仕上げています。
隠れファンが多いのがサクソニアファミリーの特徴
サクソニアファミリーのファンの特徴は隠れファンが多い印象です。(笑)
実際にサクソニアファミリーをお持ちの方は他のファミリーを所有している方と比較して、同じサクソニアファミリーからお選びになる方も♥
そんなサクソニアファミリーの中でも最も仕事用実用時計として名高いのがサクソニア・アウトサイズデイト。
時・分針とスモールセコンド、そしてアウトサイズデイトの3つの機構から構成されているデザインは、流行りを取り入れたものではないものの、どんなシーンにもピッタリで嫌味がありません。