皆様、こんにちは。谷です。
朝晩は涼しくなり過ごしやすくなってきましたね。
さて、今回は究極の2針時計『サクソニア・フラッハ』をご紹介していきます。
シンプルな2針時計には意味がある?
サクソニア・フラッハはストップセコンド機能(竜頭をひいても、針が止まること)がない時計です。時計としての機能は時・分のみがわかる時計です。
また、サクソニア・フラッハは高さがわずか5.9mm。数値で見るとサクソニアフラッハがいかに薄いのかわかりますね。
ドレスウォッチでは最も格式が高い時計『サクソニア・フラッハ』
サクソニア・フラッハの魅力の一つは、ドレスウォッチであること。
よくレストランやホテルでドレスコードについて書かれています。
ドレスコードとはその場の雰囲気を崩さないよう服装に関して水準を設けているルールのことなのです。
結婚式や披露宴、七五三のお祝いでは「セミフォーマル」(準礼装)、「インフォーマル」(平服や略礼装)を指定されます。
また、記念の式典や格式が高い結婚式となると「フォーマル」(正礼装)が必要になります。このような場では時計はドレスウォッチが良いとされています。
ホテルでのご飯の際もホテルによってそれぞれドレスコードがあるかと思います。必ずホテルの公式サイトでチェックしてくださいね!
ドレスウォッチは『冠婚葬祭と格式の高い場で使用する時計』と思われがちですが、実は『冠婚葬祭用の時計』と『結婚式や祭典などに参加する際など細かく指定があるフォーマルなシーンのドレスウォッチ』は定義が少し異なります。今回は後者の『結婚式や祭典などに参加する際など細かく指定があるフォーマルなシーンのドレスウォッチ』を中心にドレスウォッチの定義をお伝えしていきます。
ドレスウォッチの定義は4つあります。
1⃣.2針か3針のモデル
2針か3針のモデルがドレスウォッチの1つ目の定義となります。
デジタル表示の時計ではなく、2針又は3針の機械式時計やクォーツ時計が好ましいです。長針・短針・秒針の3つの針または長針と短針だけの2針のものが◎
ドレスウォッチとしては機能のついていない、本当にシンプルな機構のものを選びます。
よほどドレスコードが厳格でなければ、デイト表示など日付表示機能がついていても大丈夫です。格式が高い順でいうと2針>3針の順番となるので、よりフォーマルな場専用であれば2針のタイプのものをおすすめします。
理由としては、秒針までついていることで「秒単位で時間を気にしている」と見れないためという意味があります。
2⃣.薄型のケース
冠婚葬祭や祭典などは主役は相手方になるため、アクセサリーとされる時計はなるべく自己主張が強くないものを選びます。
目安としては袖に隠れるぐらいのサイズ感と薄さを持っている時計を選びましょう
3⃣.文字盤は白またはシルバーなど派手すぎないもの
先ほどもお伝えしましたように、冠婚葬祭や祭典などの際は、主役が別にいます。そのようなシーンではもともと『時計を着けるのは時間を気にしている』ことになるので推奨されていません。
とはいえ、冠婚葬祭やイベントなどは長時間に及びます。自身のスケジュールもありますし、時間を忘れられるような内容ではない場合もあります。現実問題として時間を確認する手段として腕時計は必須なのです。しかし、そんな暗黙の了解があるのも事実ですので、できるだけ目立たない色のものを付けるのがマナーとなったのです。
文字盤の色は基本的には白が望ましいですが、次点としてグレーやシルバーといった色も許容されています。こちらも格式としては「白>グレー=シルバー」といった優先順位を決めて時計を選ぶと良いでしょう。
4⃣.ベルトは革の黒ベルトであること
よりフォーマルなシーンでは黒ベルトがふさわしいと考えます。
欧米の上流階級ではワニ革がもっとも格式高いものとされています。日本では黒の革ベルトで問題ありません。
冠婚葬祭以外のカジュアルなパーティーの場であれば、ブレスやカラーの革ベルトでも大丈夫です。最近はケースに様々な素材を用いた時計が出ていますが、貴金属(ゴールドやシルバー、プラチナなどの素材)がベターとされています。
サクソニア フラッハは2針であること、薄型のケース(直径37㎜、高さ6.2㎜)、シルバー文字盤、黒の革ベルトとドレスウォッチの4つの定義をすべてクリアしています。
『Ⅼess is more』少ないからこそ豊かに時を刻むサクソニア・フラッハのデザインコード
サクソニア・フラッハのご紹介でよく出てくるワードでもある『less is more』精神。
この言葉はサクソニア・フラッハの魅力を的確に一言で示しています。
元々はドイツ出身の20世紀の近代建築をデザインする3大巨匠ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエ氏が残した言葉です。
彼は、現代にも通ずる「シンプルなデザインを追求することによって、より美しく豊かな空間が生まれる」という信念を『less is more』という言葉で表しています。
どんなシチュエーションでも活躍するのでお勧めです!