皆様こんにちは、小田です。
いつもパネライ 大阪心斎橋ブティックのブログをご覧いただき誠にありがとうございます。

今回は今では絶滅危惧種同様の『OPロゴ』が入れられたモデルをご紹介いたします。
この先ルミノールでの『OPロゴ』モデルは無くなっていくとの予想がされますので、ファンの方はお急ぎください！

『OPロゴ』とは

そもそも『OPロゴ』とは、『オフィチーネ パネライ（Officine Panerai）』の文字を取っており正式なブランド名のロゴということになります。
またOとPの文字と上下を示す2つの矢印を組み合わせたこのロゴは、パネライがこれまで製造に携わってきた潜水用・航空用の計器、つまり海と空という2つの分野を示しているのです。

現在では「ルミノール」シリーズのみに採用されています。
その中でも最もベーシックなデザインの「ルミノール」ケースであるモデルにしか刻印されておらず、現在の定番シリーズである「ルミノール 1950」ケースには搭載されていません。

手巻きで2針のシンプルな「ルミノール ベース ロゴ(PAM01086)」

文字盤は黒と白の２色のみ。針も時針と分針のみの余計なものは排除した超シンプルなデザインです。
それゆえに、カーフストラップのライトブラウンのカラーが引き立つのですごくお洒落な印象になります。

「ルミノール」のケースはフラットな作りの他に、全体の仕上げはポリッシュ仕上げのケースということも特徴です。
よく操作するリューズプロテクター部分はサテン仕上げを施されてありますが、その他は輝かしいポリッシュステンレス。
パネライのステンレススティールは小傷が入ってもレトロな味わいの、使い込んだ風合いがカッコいい仕上がりになります。
もちろん気になる傷はポリッシングして消すことも可能です。

もう一つの特徴としては、パワーリザーブ3日間の手巻きムーブメント「P.6000」を搭載しています。
カレンダー表示もないので、操作も簡単。手巻きモデルは使う度に愛着が増していくので、機械式時計の1本目をご検討の方には機械の良さを感じて頂きやすいのでお勧めです。

今ではレアな光沢のあるホワイト文字盤「ルミノール ベース ロゴ(PAM00630)」

続いてはホワイト文字盤の「ルミノール ベース ロゴ(PAM00630)」。
今ではレアな要素はまず文字盤とインデックスです。
光沢のあるホワイト文字盤と1～12まですべての数字が書かれたものは現在では生産されておらず、こちらのモデルがラストチャンスとなる可能性大です！
またホローダイヤルとプリントダイアルというパネライが世界デビューした、1998年頃に見られたインデックスを採用しています。
現在ではサンドイッチダイヤルが主流となっているので、こちらも新品ではなかなか珍しいのではないでしょうか。

サンドイッチダイヤルやその他ダイヤルについての詳しい内容はこちらから↓

そして、こちらのモデルの『OPロゴ』は爽やかなブルーです。
クリアなホワイト文字盤だからこそできる配色であり、夏にはうってつけのカラーリングですね。

こちらの搭載ムーブメントも手巻きの3日間パワーリザーブですが、機械自体は「OPⅠキャリバー」という、現在では生産終了している懐かしいタイプです。
「OPⅠ」はパネライ原点のムーブメントで、時計ブランドとして再出発した当初からあり、最もベーシックな2針仕様でした。

海面を連想させる「ルミノール ブルーマーレ(PAM01085)」

こちらはパネライと関りの深い海をイメージしたブルー文字盤モデル。
先述した2モデルとは異なり9時位置にスモールセコンドが配置され、より細かく時間を見る事ができますね。

ムーブメントは「ルミノールベースロゴ(PAM01086)」と同じく、手巻きキャリバー「P.6000」が搭載。
「P.6000」は2018年にデビューした機械で、3デイズという普段使いにはピッタリなパワーリザーブを可能にしたコストを抑えたムーブメントになります。

いかがでしょうか。
比較的シンプルなデザインでリーズナブルなモデルが多いのも魅力ですよね。
ケース直径は44mmのため換えのストラップも豊富にございますので、是非一度ご覧になってください。
また、こういったブティックならではの品ぞろえがございます。
皆様のお問い合わせ、ご来店を心よりお待ちしております。