2024年新作【ジラール・ペルゴ】“隕石“を文字盤に用いた「フリーブリッジ・メテオライト」

 

皆様、こんにちは。
2月に入社しました原と言います。新卒から約10年間、医療業界に従事していましたが時計が好きという想いが強く、この業界に携わりたいという気持ちから転職させていただきました。これからよろしくお願いいたします!

今回、ご紹介するのは、当店に入荷したばかりの新作時計【ジラール・ペルゴ】の「フリーブリッジ・メテオライト」です。現行のフリーブリッジのアワーブリッジを支える2枚のプレートにギベオン隕石が使用されているモデルになります。

弊社のスタッフが着用していますが、とてもインパクトのある時計だなというのが一目見てもわかります。

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ブリッジについて

【ジラール・ペルゴ】の矢形のブリッジは、ブランドを代表するデザインといっても過言ではないです。
まず歴史を遡りますと、1889年に開催されたパリ万国博覧会で、素材にゴールドを使用したスリー・ゴールドブリッジトゥールビヨン「ラ・エスメラルダ」が金賞を受賞した事により、ジラール・ペルゴの評価や知名度が一気に上がりました。そして、ブリッジの矢形がブランドのアイコンとして継承されていきました。

 

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そして、「フリーブリッジ・メテオライト」は、ブリッジを継承しながら、より立体的なデザインを加え、モダンに進化させたモデルです。
このモデルには、ブリッジが2つ使用されており、センターセコンドの時針・分針に架けているアワーブリッジと6時位置のテンワを支えている矢形のブリッジになります。

魅力的なデザイン

当モデルは、シースルーバックからしか見えない香箱~テンプまでが文字盤から見る事が出来る男心をとてもくすぐられるモデルになっています。
12時位置には、香箱(1番車)と言われるゼンマイが入っている箱があります。この香箱がスケルトン仕様になっているため、ゼンマイを見る事が出来るのです。
このゼンマイの巻き具合によって時計の表情も変わります。個人的には、巻き具合を見て今、どれぐらい巻き上げられているかのパワーリザーブとしての役割も担えるのではないかと考えています(笑)。

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フリーブリッジ・メテオライトは、とても立体的なデザインになっています。
フランジ(ダイヤルとベゼルの間にあるリング)にGPのロゴとインデックスを浮かして配置する事で立体的に見えます。
そして、ブリッジも写真では分かりにくいですが、湾曲して立体的にデザインされているため、時針・分針が浮いているのではないかと錯覚してしまいます。

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アワーブリッジを支える両端のプレートには、ギベオン隕石が使用され、この線模様の表情は同じパターンがこの世に1つしかないため、自分だけの時計という所有欲も満たされます。

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6時位置のテンワは、他ブランドにはない独特なデザインで、規則的な往復運動をしている様子を見る事が出来ます。
このテンワの動きの振り角をみて、よく触れているなと思ったりする事も出来るのです。
12時位置の香箱もそうですが、テンワの動きも見る度に時計の表情が変わるため、非常に飽きにくいデザインになっているのも魅力的です。

風防は厚さ5.7mmのサファイアクリスタルボックスが使用され、ドーム型にすることで時計の深みを引き出しています。そして、通常のサファイアクリスタルの風防より4~5倍の材料が必要となり、非常にコストがかかっています。

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ベゼル周りは、ポリッシュ仕上げで、ケースサイドはサテン仕上げになっています。そして、リューズには、ポリッシュ/サテン仕上げのファセット加工が施されいています。

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ケースバックは、シースルーバックとなっており、一目見ても非常に綺麗というのが分かります。
プレートには、コート・ド・ジュネーヴの装飾が施されており、ローターのGPロゴにはピンクゴールドが使用されています。

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実はデザインだけではなく、この「フリーブリッジ・メテオライト」には、最先端の自動巻きムーブメント、キャリバー GP01800-2085 を搭載しています。ガンギ車、アンクル、テンプの素材にシリコンを使用し、摩耗性、温度変化による精度、耐磁性に優れています。

ギベオン隕石について

ギベオン隕石とは、ナミビアのハルダプ州で発見された隕石で、主に鉄とニッケルの合金で、わずかにコバルト、リン、ガリウム、ゲルマニウム、イリジウムを含んでいます。
ウィドマンシュテッテン構造(八面体昌)と呼ばれる線形模様が特徴の隕石が、それぞれの破片に独特の個性を与えています。
フリーブリッジのプレートを作成するためには非常に複雑な工程が必要になってきます。まずギベオン隕石を1枚1枚薄くスライスし、2つのネジを埋め込むためにネジ穴を掘ります。そして、ウィドマンシュテッテン構造を際立たせるために削ります。
最後に素材が主に鉄とニッケルの合金のため、錆びない為にロジウム加工を施します。
この内容だけでメテオライトは凄く手の凝ったものだという事が分かりますね。そして、現在、ナミビアのハルダブ州では隕石の売却は終了しているため、今後、メテオライトの文字盤をどう作成していくのかが課題となってくるみたいです…。

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ジラール・ペラゴフェア開催中!(4/1~4/30)

現在、ジラール・ぺルゴのフェア開催中です。スリーブリッジ・トゥールビヨン等、フェア中でしか見られない時計もたくさんございます。
モダンなフリーブリッジとクラシックなスリーブリッジを比べる大変貴重な体験が出来ますので、是非oomiya京都店までお越しください。

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フリーブリッジ メテオライト
品番: 82000-11-3259-5CX
ケース素材:ステンレススティール

ストラップ素材:ラバーストラップ(ファブリック仕上げ)
ケースサイズ:44㎜
防水:30m防水
価格:¥3,619,000-(税込)

oomiya京都店では金利・手数料がかからない分割払い「oomiyaプレミアム・クレジット」をご利用いただけます。
例えば本日ご紹介させていただきました《フリーブリッジ メテオライト3,619,000-(税込)
であれば月々\60,300-×59回(初回お支払のみ\61,300-)でご購入いただけます。
頭金やボーナス払い併用も可能ですので詳しくは店頭スタッフまでお気軽にお尋ねくださいませ。

そして、並行開催で【京都店10周年記念フェア】も行っております。
金利の掛からない無金利ローンが最大84回まで使えるという、非常に特別なフェアとなっております。
またお時計を購入されたお客様には、oomiya京都店限定の時計BOXもプレゼントしております。


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