皆様、こんにちは。谷です。
遂に7月ですね。
今年はプール開き・海開きもあるようです!
連日の猛暑の中、水に浸かって涼みたい方も多くいらっしゃるかと思いますが、プール・海問わず30分おきにしっかりと水分補給して熱中症にならないように気を付けた上で楽しみましょう!
さて、今回は時計好きの方をも唸らせる1815UP/DOWNの魅力について考察していきます!
1815UP/DOWNってどんな時計?特徴をご紹介
1815UP/DOWNと言えば、1815シリーズの中でも薄くて、着けやすいというイメージの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
実際その通りで薄さは、1815シリーズの中でも最薄です。
また、大きさも直径39㎜とアンダー40㎜でビジネスシーンでも、プライベートでも使いやすいサイズ感というのがいいですね!
文字盤のデザインは、1815シリーズに共通して用いられているブルースチール針に、アラビアン数字が採用されています。
文字盤のデザインで言うとスモールセコンドとパワーリザーブ表示が、4時位置、8時位置についてるというのがA.ランゲ&ゾーネらしいデザインです。
では、文字盤のデザインとムーブメントの作り込み、それぞれに分けて更に深く見ていきましょう。
A.ランゲ&ゾーネらしさを追求した1815UP/DOWNの文字盤デザインとは?
文字盤デザインが1815シリーズの中でも特徴的な文字盤デザインである1815UP/DOWN。
ランゲの伝統的な懐中時計の特徴をもつデザインに倣い、アラビアン数字、4時位置にあるスモールセコンド、列車の線路を模ったレイルウェイモチーフの分目盛りを用いています。
4時位置、8時位置にスモールセコンドやパワーリザーブ計を持ってくることで、他のアイテムとの違いを生み出しています。
時針・分針の軸から、スモールセコンドの針の軸、パワーリザーブ計の針の軸に繋げることで、黄金比の1つである二等辺三角形が現れます。
文字盤全体を見た時に非常にバランスに優れた1本となり、時計の視認性の追求、芸術の美しさが追求されているのです。
また、ブルースチールの針は1815シリーズであることを示すカラーリングでもあります。
ピンクゴールドとブルースチールの針をあわせると、古典的な懐中時計のイメージを彷彿させ、ホワイトゴールドだと都会的でスタイリッシュなイメージとなります。
ベルトも変えることができ、ご自身のキャラクターを表すカラーリングやお好きな色と合わせることが出来るのもうれしいですね!
特にピンクゴールドでは温かみのあるピンクゴールドのカラーと、ブルースチールの寒色系の色味が、どんなベルトでも華やかにつけこなします。
これぞ眼福!手作業で創られるA.ランゲ&ゾーネの部品たち。
文字盤上にはない魅力が、ムーブメントにあります。
お花畑や北斗七星と呼ぶ方もいらっしゃるぐらいに、密度の高いゴールドシャトン。
青く色づけされたブルーのビスが3点もしくは2点留めで留めるのは、受けとなるゴールド。その中にあるのは、透明感のあるピンクともレッドとも何とも言えない人工ルビーをご覧いただけます。
ゴールドシャトンがある4分の3プレートは、グラスヒュッテストライプが入っており、2度組をおこなったお印でもあります。グラスヒュッテストライプは見る角度によって溝が深く見えたり、浅く見え、角度によって異なるのもまた魅力の1つです。
そして、1815UP/DOWNのムーブメントの最大の特徴は巻き上げ機構ではないでしょうか?
A.ランゲ&ゾーネの時計では洋銀を用いた4分の3プレートに覆われていることによって、歯車の動きや歯車に施されている仕上げなどを見る機会が少ないのですが、1815UP/DOWNでは、巻き上げた際の歯車の動きを、自身の手で竜頭を巻いていただくことにより体験いただけます。
是非、1815UP/DOWNを見かけた時には、体験してみてくださいね!
まとめ
いかがでしたか?
1815シリーズの中でも、伝統的要素が強い1815UP/DOWN。
パワーリザーブ計とスモールセコンドが歯車の配列を変えてでも4時位置、8時位置にある事で文字盤は視認性の高い、バランスのとれたデザインに。
一方でムーブメントは見応えのある物になったのですね!
わたしも個人的に、ムーブメントの見応え、文字盤の美しさから1815シリーズは1本持ちたいと強く思う時計です。
皆さんが手にしたいA.ランゲ&ゾーネの時計はどれですか?
時計情報
A.ランゲ&ゾーネ(A.LANGE&SÖHNE)
モデル名:1815 アップ/ダウン
ムーブメント:手巻きキャリバーL051.2
品番: LS2343AJ 234.026
ケース径:39.0mm
防水:3気圧防水
ケース素材:18Kホワイトゴールド
価格: ¥3,784,000(税込み)