皆様、こんにちは。谷です。
今週はお花見日和ですが、同時に本格的に花粉の季節が到来。
まだまだ花粉症に悩まされそうですね……。
さて、今回は2大モデル『ランゲ1』と『1815』についてお伝えしていきます。
ランゲ1
『ランゲ1』と聞くとどのようなイメージでしょうか?アシンメトリーのダイヤル?革時計?大きな日付表示?
様々な印象をもつのが『ランゲ1』ではないでしょうか。『サクソニア』が完璧を追求してる時計なら、『ランゲ1』は過去と未来をつなぐ時計です。今の『ランゲ1』があるのは、ドイツが東西に分割されていた間ずっと、いつの日かA.ランゲ&ゾーネというブランドで再び最高の時計を製作するという夢を決して捨てることのなかった一人の人物のお陰です。
フェルディナンド・アドルフ・ランゲのひ孫にあたるウォルター・ランゲです。東西ドイツの統一が実現すると、彼はすぐに新しい会社を設立します。その時の彼が目指した目標はただ1つ。それは、ランゲ復活第1号モデルとして、かつてA.ランゲ&ゾーネの懐中時計の伝統を受け継ぎながら、新たなる規範を確立するような時計を創る事でした。
このようにしてうまれたのが『ランゲ1』です。
『ランゲ1』は、ザクセン州の歴史や文化なくして語る事の出来ない時計なのです。
1815
『1815』の原点は、ヨーロッパ激動の時代にあたります。この時計の名前はドレスデン近郊の山間の町、グラスヒュッテでドイツ精密時計製造業を興したフェルディナンド・アドルフ・ランゲの生誕の年を示しています。アクセントを効かしたクラシカルなダイヤルには、読み取りやすいアラビアン数字、ブルースチール針、一段低くなったダイヤル中央部分などランゲの往年の懐中時計を早期されるデザイン要素が多数の盛り込まれています。
『1815』のデザインで最も特徴的なのは、線路をイメージしたレイルウェイモチーフの分目盛りです。これは、鉄道の開通によって懐中時計の重要性が増した時代を彷彿とさせるデザインで、フェルディナンド・アドルフ・ランゲが工房を創業した時期とも重なっています。
『1815』は19世紀にさかのぼるマニュファクチュールの伝統と現代の科学技術が見事に融合した総合芸術作品と言えます。
まとめ
いかがでしたか?
どのモデルも魅力的ですよね!更に詳しく知りたいという方はぜひ店頭でA.ランゲ&ゾーネの世界観を体験いただきながら、それぞれのモデルを楽しむのはいかがですか?
皆様のご来店スタッフ一同お待ちいたしております