皆様、こんにちは。谷です。
皆様の秋はいかがですか?私はジムに行くことが当たり前となり、日々のルーティンにも組み込まれ、肩の筋繊維の丸みを更に発達させたいと上半身の筋トレに力が入る運動の秋ではございますが、皆様はどんな秋に染まる予定でしょうか?
さて、今回はランゲ1について基本情報から、特徴・バックグラウンドまで余すことなく、ご紹介いたします。
このブログ1つの記事で、ランゲ1マスター!是非、最後までご覧くださいませ。
ランゲ1のスペック
A.ランゲ&ゾーネ(A.LANGE&SÖHNE)
モデル名:ランゲ1
品番: LS1914AD 191.032
ケース径:38.5mm
防水:3気圧防水
ケース素材:K18ホワイトゴールド
価格: ¥4.829.000(税込み・2022.9.19現在)
サイズ径38.5㎜ところんとした少し丸いフォルムが特徴です。実際に腕にのせると、38.5㎜よりも少し小ぶりの様にも見えますが、存在感は抜群です。
腕周りが、16.5㎝の男性スタッフが着用した場合の1例です。大きすぎず、小さすぎずちょうどよいサイズ感ですよね。
ホワイトゴールド仕様には夜光塗料が塗られた針がついているため、少しカジュアルなフェイスとなります。
非凡なデザインのランゲ1が出来たバックグラウンドとは?
A.ランゲ&ゾーネの時計の中でも有名な『ランゲ1』シリーズ。
その特徴は、時計の文字盤のデザインです。アシンメトリーと言われる左右非対称なデザインが、1度見ると忘れることが出来ません。
この文字盤のデザインは、1994年にA.ランゲ&ゾーネの復興4大コレクションのうちの1つとして10月24日に発表されました。
『ランゲ1』はアシンメトリーのダイヤルは珍しくありながらも、デザイナーによって非常に考え抜かれたものでした。
『ランゲ1』の針の数は、4つ。更にアウトサイズデイトもあります。アシンメトリーとなると左右非対称となる為、バランスが大切でした。
デザイナーのラインハルス・マルト氏は、アシンメトリーでありながらも、バランスとインパクトあるデザインを考えました。
それが『ランゲ1』だったのです。
彼は左右非対称のダイヤルに、『黄金比率』というデザインを美しく魅せる比率を用いて、『ランゲ1』を製作しました。
その結果、A.ランゲ&ゾーネらしい独特のアシンメトリーでありながらも印象の残る文字盤デザインが完成されたのです。
なぜ、A.ランゲ&ゾーネのアイコンモデルに『ランゲ1』がなったの?
『ランゲ1』は独創的なデザインと美しいムーブメントが特徴ではありますが、どうして20年以上もスタイルを変えることが無く受け継がれているのでしょうか?
まずは、『ランゲ1』のデザインから見ていきましょう
『ランゲ1』をご覧いただき最初に目に飛び込むのはオフセンタ―に配置された時刻表示。次に、空いているスペースに配置されているスモールセコンドやパワーリザーブ表示が目に飛び込んできます。
表示を兼ねないという事で視認性を高めるといった、一切の過不足がない実利的なアプローチが、『ランゲ1』の独創的な顔を生み出しています。
しかもデザインの中には、『伝統』も詰め込まれています。
大きな「アウトサイズデイト(日付けの機構)」は初代ランゲであるフェルディナンド・アドルフ・ランゲが師匠グートケスと共に製作したゼンパーオーパー歌劇場の5分時計が由来となっています。
また、ムーブメントの4分の3プレートやエングレービングと呼ばれる精密な彫金を施したテンプ受けなど初代ランゲが考案したスタイルを伝承しています。
ロジカルに生まれた機能的なデザインと歴史的裏付けを持ったデティール、各所に黄金比を忍ばせることにより、過不足のない洗練された時計が出来上がったのです。
『ランゲ1』には過去と未来をつなぐ革新的な時計の要素が詰まっています。
だからこそ『ランゲ1』は25年以上もスタイルを変えることなくアイコンであり続ける時計でもあるのです。
まとめ
いかがでしたか?
A.ランゲ&ゾーネのアイコンモデルとして誕生した『ランゲ1』。
再復興する時にA.ランゲ&ゾーネの歴史に頼らずとも、ランゲらしさを象徴するモデルをつくりたいという思いから作られたランゲ1は20年以上たった現在も、A.ランゲ&ゾーネの不動のアイコンとして知られています。
是非、店頭でご覧ください。
皆様とお会いできるのを楽しみにお待ちいたしております。