皆様こんにちは、小田です。
いつもパネライ大阪心斎橋ブティックのブログをご覧いただき誠にありがとうございます。

今回は腕時計業界のトレンドカラーといわれるグリーン文字盤のモデルを、現在店頭にある商品の中から比較していきます。
グリーン文字盤で考えられている方も是非参考にしてみてください。

グリーン文字盤の人気

以前にも当ブログにおいて、グリーン文字盤の人気についてお話ししました。
[なぜグリーン文字盤のモデルが人気なの？↓］
【https://www.jw-oomiya.co.jp/blog/panerai-osakashinsaibashi-boutique/7574】

トレンドカラーとは言ってもグリーン文字盤も今や様々なバリエーションが誕生し、定番になりつつありますね。
パネライでも多彩な表現のグリーンカラーが登場しています。

ダイバーズ仕様のグリーン文字盤『サブマーシブル クアランタクアトロ eSteel™ Verde Smeraldo(PAM01287)』

2022年から登場した44mmのサブマーシブルは非常にベーシックなサイズ感のため、現在でも好評です。
こちらのモデルはブティックにしかない限定モデルですので、お問い合わせも多くいただいております。

文字盤は、ポリッシュ仕上げでグリーンのグラデーションが施されています。
Verdeが“緑”、Smeraldoがイタリア語で“エメラルド”を意味するので、
Verde Smeraldoは直訳すると“エメラルドグリーン”になります。
名前の通り、光の当たる加減で見え方は変わりグリーンのグラデーションがとても綺麗です。

「エメラルド」は永きに渡り、永遠の春と不死の象徴として大切にされてきました。
クレオパトラが最も愛した宝石としても有名ですが、成長と若返りの季節である5月の誕生石としても有名です。
そんなエメラルドカラーを身に着けると、ビジネスシーンやプライベートでお守りになってくれること間違いなしですね！

サブマーシブルシリーズなので、かなりスポーティーな腕時計。
1年を通して着用いただくのも素敵ですが、特に人気が高まるのはアウトドアシーズンの春～夏です。
プロフェッショナルダイバーズウォッチ×グリーン文字盤でお出かけしてみてください！

人気の衰えないブティック限定モデル『ルミノール マリーナ eSteel™ Verde Smeraldo(PAM01356)』

続いて、パネライ定番のルミノール マリーナシリーズからご紹介。
こちらのモデルは全部で3色展開があり、グレーとブルーがございますがグリーン文字盤だけはブティック限定の商品となっております。

先程ご紹介した『サブマーシブル クアランタクアトロ eSteel™ Verde Smeraldo』と同じ深いグリーンの上下グラデーションですが、若干色合いと雰囲気が異なりますね。

こちらは私の主観となりますが、「エメラルドグリーン」というより「翡翠」の色に近いような少し艶のある印象です。
「翡翠」は縄文時代より交易として使用されていたという歴史があり、主にアジア各地で古くから崇められ大切にされてきた天然石です。
古来から心身の浄化や幸運と富の象徴ともされてきた翡翠は、人間関係の改善や、心の平和をもたらすとされています。

エメラルドグリーンもですが、緑色の持つ意味は守ってくれるようなものが多いですのでゲン担ぎがお好きな方にもお勧めです。
現在でも中国や台湾の方には「成功と繁栄」をもたらすとされ、特に政治家や会社経営者、富裕層にも人気のカラーです。

ルミノール マリーナシリーズはパネライの中で最もベーシックなデザイン。
スーツスタイルはもちろん、ドレッシーなかしこまった場面でも活躍するモデルです。
少々落ちつたトーンのグリーンですので普段使いのしやすいダイヤルだと感じます。

パステルカラーの個性的な『ルミノール ドゥエ Pastello(PAM01311)』

ブティック限定モデルかつ500本のみのこちらは、パネライ初となるパステルカラーのグリーン文字盤です。
抹茶オレのような淡いカラーが非常に可愛らしい、女性にも注目のモデルですね。

ダブルフィニッシュのポリッシュ仕上げにより、トップのライトカラーからボトムのダークカラーへグラデーションが生まれています。

パネライのシンボルでもあるリューズプロテクターを模したメタルブレスレットが付いています。
都会で暮らす人々の毎日のワードローブに、このコレクションの魅力が寄り添います。
さらにネイビー系のサテンストラップと尾錠も付属されており、日々のシーンやファッションによって付け替えも楽しんでいただけます。

激レア！渋色の文字盤『ルミノール パーペチュアル カレンダー プラチナテック™(PAM00715)』

最後にご紹介するモデルはプラチナ素材とパーペチュアルカレンダーを搭載した大変贅沢なモデル！
文字盤もさることながら、機械やケース素材からしてもかなりしっかりとした重量感と存在感です。

こちらの文字盤は他の色味とは特に異なる雰囲気のグリーンです。
モスグリーンとも感じられますし、一瞬光の加減でグレーにも見える瞬間がございます。
ゴールドの針と相まって高級感のある仕上がり。
パネライだけでなく他社ブランドにもこのような色味のモデルはないのではないでしょうか。
イタリアブランドらしい上品さとラグジュアリー感が洗練された1本です。

機械式時計の中でも、作成困難な複雑機構の1つ『パーペチュアル カレンダー』は、簡単に言うと31日未満の月と閏年を自動的に認識して日付を示すことができる機能です。
そんなトップレベルで複雑な機構を裏のシースルーからご覧いただくことができます。

こちらは特に生産本数が少なく、店頭に並ぶことはとても珍しいものです。
文字盤のカラーももちろんですが、他のモデルとは逸脱したこだわりがありますので是非実物をご覧いただきたいです。

まとめ

いかがでしょうか。
ご参考になりましたでしょうか。
一言でグリーン文字盤といえどもパネライの中ではかなり表現が異なりますね。
今回私自身の見た感覚でお伝えしておりますので、文字盤の微妙なニュアンスやグラデーションの雰囲気は実際見て頂くのが一番かと思います。
皆様のお問い合わせ、ご来店をお待ちしております。