“時計ブログ更新” 時計店スタッフがクロノグラフに惚れた理由とは?

“時計ブログ更新” 時計店スタッフがクロノグラフに惚れた理由とは? - NORQAIN スタッフ着用時計

皆さま、こんにちは!渡辺です。

さて、本日は私も大好きなCHRONOGRAPH(クロノグラフ)の時計のブログを更新します。

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(上記は私物のクロノグラフを集めてみました)

【クロノグラフとは?】

クロノグラフとは一般的にはストップウォッチ付きの時計です。

このクロノグラフという呼び方、実はクロノは「時」の意であり、グラフは「記憶する、描く」を合わせた造語です(ギリシア語の「クロノス=時」と「グラフォス=記憶する、描く」を合わせた造語)。“時計ブログ更新” 時計店スタッフがクロノグラフに惚れた理由とは? - NORQAIN スタッフ着用時計
この時間を記録することに加えてタキメーター(走行している車の平均時速や、物の生産量を算出する)やテレメーター(距離の算出など)などと組み合わせて時間を計測する機能までも含めて使われます。
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文字盤にはスモールダイヤルが組み込まれ「多機能時計」を生かしたデザインが多く、リューズ以外にはクロノグラフ機能をスタート、ストップ(再スタート)、ゼロ地点へ復針させるためのリセットボタンを備えています。
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そんなクロノグラフはデザイン上、スポーティでかっこいいと今では人気のモデルの一つになっています。実際にその機能を使いこなしているか、またクロノグラフが必要があるかという言葉も聞こえてきますが、やはり人気になるだけの理由は何かしらあると思います。
文字盤上にいくつかのスモールダイヤルがあるその独特な外観は精悍でメカニカルな印象で、現代ファッションの中でも受け入れられる意味をもっていられます。必要から生じたその外観は潔く、清々しささえ覚えます。ただ、覚えておきたいのは、クロノグラフというのが決して「ダイヤルがたくさんある時計」ではないという点です。

“時計ブログ更新” 時計店スタッフがクロノグラフに惚れた理由とは? - NORQAIN スタッフ着用時計 機能の面からみたら、「ストップウォッチのついた時計」というのが正しいです。眼で見えるクロノグラフの特徴 文字盤にある目玉(スモールダイヤル)の存在は必要なため生じたもので、外見の特徴を一つ目の意義と表すことはできません。ということは、スポーツタイプのクオーツ、しかもデジタル表示のものなども、結構クロノグラフだったりします。ただし、今日は機械式クロノグラフのことだけ考えます。

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【クロノグラフは本来、一風変わった時計?】

時刻を知るという時計のもっとも根源的な要素と、時間経過を計測するという2つの機能が同じ価値として共存する時計なのかもしれません。こうした腕時計に、他の時計と同じ視点で見るのは不当ですし、ストップウォッチを必要としない人にクロノグラフは過剰であるし、デザイン過剰なのかもしれません。反面、クロノグラフを手にすることによってその機能を知って、手放せなくなることも不思議ではありません。(実際、私を含めて当社のスタッフも休憩時間を測る時に重宝しています)その機能の味を覚え、それを必要とするようになった時、クロノグラフはどのような人でも不可欠な腕時計になっていくのではないでしょうか。

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だからこそ、その外観に惚れ込んでクロノグラフを買う人を、責めることもできないと思います。クロノグラフという「デザイン」「形」がかっこいい!と入って、その後も機械式時計の神秘的な魅力にとりつかれるほど、クロノグラフには魅力があります。

“時計ブログ更新” 時計店スタッフがクロノグラフに惚れた理由とは? - NORQAIN スタッフ着用時計 そして、クロノグラフを手にした時、真っ先に気がつくのは文字盤中央にある秒針のことでしょう…

時計が動いていても、あれっ!?止まってる!
と、文字盤センターにある秒を計測する針が秒針ではないのはそれ以外の時計との相違点です。
このセンターにある針はストップウォッチの針であり、ストップウォッチの計測の時以外はいつもゼロ位置で停止しています。このストップウォッチの針がセンターに置かれているというのは象徴的です。
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考えてみればスモールダイヤルの一つにおいてもいいわけですが、それがもっとも視認性の高いセンターに針が置かれていることは、クロノグラフは時計であることと、ストップウォッチであるということが等しく評価されていることを意味しているのではないでしょうか。ちなみに普通の秒針は、たいていの場合スモールダイヤルの一つで動いてます。他のダイヤルは分単位の積算計と12時間積算計に当てられることが多いです。
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このクロノグラフに、タキメーター、テレメーター、パルスメーター、タイドクロノグラフ、そしてセンターに2本の針をもつさらに複雑なラトラパンテ(スプリットセコンド)もあります。各メーカーの動きには過去の名作のクロノグラフ名品も多く、さらに付加機能がある魅力的なクロノグラフもまだまだ舞台の袖で出番を待っていそうです。

【まとめ】

おそらく、クロノグラフはその機能がロマンティックなのかもしれません…時計機能がいつも誠実に示している終わりなき日常の時間ではなく、なにかしら特別な時間を切り取るものだから。心を踊らせる非日常の一ときをクロノグラフは記録して、記憶する。
誰よりも早くその針を止めたい時があるだろうし、永遠に続いて欲しい時があるかもしれません。その特別な時間の始まりを期待して、クロノグラフ針がゼロ地点で待っている。クロノグラフは止まっているのではなく、いつも準備をしている腕時計なのです。
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NORQAIN(ノルケイン)
モデル名:フリーダム60クロノオート
品番 N2200S22C/B221/201SC
ケース径:43mm
ケース素材:ステンレススティール
防水:100m
ベルト:ステンレススティールブレスレット
価格:654,500円(税込)
About NORQAIN
2018年に設立されたノルケインは、スイス時計業界の中心地であるニドー(ビール/ビエンヌ)にある家族経営による完全に独立したスイス機械式時計ブランドです。スイス時計の新しい頂点に挑み続けるノルケインは、アドベンチャー、フリーダム、インディペンデンスの3つのコレクションを製作し、すべての時計は機械式ムーブメントを搭載しています。2020年には、ムーブメント製造ファクトリーのケニッシ社と長期的なパートナーシップを結び、共同で製造した2つのマニュファクチュールキャリバーを発表しました。2022年、ノルケインはNYRRのオフィシャルパートナーに就任、このパートナーシップにより、TCSニューヨークシティマラソンなどのレースのオフィシャルタイムキーピングパートナーを務めます。また、全米ホッケーリーグ選手協会(NHLPA)の誇り高いパートナーでもあり、スペングラーカップダボスのオフィシャルタイムキーパーも務めています。またノルケインは、2022年8月スイス・クライメイト社からCO2-NEUTRAL認証を取得。持続可能なサプライチェーンと地球環境への負荷低減を重視した時計を製造するために革新的なソリューションの開発に取り組んでいます。現在ノルケインは、ヨーロッパ、日本、米国などの主要な国々で販売されており、スイスのブヘラーやキルショッフェル、ドイツのヴェンペ、英国のウオッチオブスイッツァランド、米国のウエスタイム、トルノー、ゴブバーグ、カナダのローロ、ドバイのアーメッドセディキ&サンズ、日本では機械式時計のプロフェッショナルである30店舗以上の正規販売店で取り扱われています。また2021年12月にはノルケイン初のフラッグシップブティックをスイス・ツェルマットにオープン。そのわずか半年後にシンガポールのオーチャードロードに2店舗目のブティックをオープンしました。
スイス製の機械式腕時計100%
ノルケインは、ファンがその瞬間に感動できるようなタイムピースを作ることを信念としています。私たちは、機械式時計製造の深いルーツから生まれた専門知識を駆使し、一秒一秒を絶対的な精度で計測することを心がけています。私たちは、機械式時計のみを製造する数少ないスイスの時計ブランドのひとつです。私たちの時計はすべて、タバンヌの生産拠点で熟練の時計職人が手作業で組み立てています。精密さ、機能性、堅牢性など、私たちの厳しい品質基準を満たすために、ひとつひとつの時計を数日間かけてテストし、品質を確認するのです。すべてのノルケイン製腕時計は自社で設計されており、高級感のあるケース仕上げ、独創的な文字盤デザイン、カスタマイズ可能な「ノルケインプレート」、すべての文字盤のカラーに合わせた日付ディスク、またすべてのモデルがオープンケースバックで、NN20自社製キャリバーとNORQAIN独自のローターや装飾を施したETA/Sellita製ムーブメントの両方を鑑賞することが可能です。