皆様、こんにちは。谷です。
昨日、本日とゲリラ豪雨が大阪でも発生しております。
今年は雨による災害も多くみられております。命を守る行動を取ると共に、自然災害に備えて過ごしましょう。
さて、今回は2022年秋に発表されたツァイトヴェルクについてご紹介していきます。
2022年に発表された新型ツァイトヴェルクとは?
機械式デジタル時計の第2世代として生まれた『ツァイトヴェルク』
2009年に発表された初代ツァイトヴェルクでは幾多の賞に輝いた機械式デジタル時計でもあります。
今回のツァイトヴェルクでは、プラチナモデルとゴールドモデルとなっており、ツァイトヴェルクのこれまでのムーブメントを更に進化させています。
従来のパワーリザーブの2倍にあたる72時間物動力を蓄えるため。時計をより快適に使用する事が出来ます。
ツァイトベルクの文字盤デザインも微妙に変更され、時計の表情が更に豊かになりました。
1分ごとに大きな数字が瞬時に進む様子は、圧巻です。
瞬転式ダイヤルを正確に制御する7つの特許技術
時と分を一目でわかる時計ツァイトヴェルク。
ツァイトヴェルクに搭載されている3枚の瞬転数字ディスクを作動する構造は特許技術で、時刻表示を見応えのあるものに換えています。優雅な曲線を描くタイムブリッジに時と分を表示する縦2.9ミリ、幅2.3ミリの大きな数字が左から右に自然に読み取れるように配置されています。
この独創的なデザインと技術的にも難易度が高い時刻表示歯更にダイヤルに躍動感を与え、生き生きとした表情を作りだします。その下に納められた瞬転数字メカニズムが1枚の時ディスクおよび十の位と一の位の2枚分のディスクを瞬時に勧めます。正時には3枚の数字ディスクが一斉に瞬時日一単位進みます。
マスターピースの第2世代ーキャリバーL043.6
特許を取得した2つの主ゼンマイを備えるツインバレルでは、パワーリザーブが従来の36時間から72時間に倍増しました。今回の第2世代のツァイトヴェルクを完全に巻き上げると、時刻表示を4320回切り替えるエネルギーが蓄積されます。具体的には数字のディスクを3枚同時に72回、2枚同時に360回、そして1枚だけなら3888回進めるのに必要な動力が蓄えられることになります。また、前モデルよりも簡単に時間を合わせることが出来るように4時位置のプッシュボタンを押すと時表示だけ進めることが出来るのです。
このボタンは押し込んだ時には何も起こらず、押し込んで指を離すと表示が進む、通常とは異なる原理で作用しています。
ツァイトヴェルクの新たなデザイン
洋銀製のタイムブリッジは、ムーブメントの一部である事を示し、経年美化を起こします。
新しいツァイトヴェルクでは、このタイムブリッジを微妙に変化させ、6時位置に配置されているサブダイヤルのスモールセコンドに空間的なゆとりを持たせています。
その反対にあるパワーリザーブの表示目盛りは、タイムブリッジの湾曲部上方に自然に収まる様にデザインをされています。
赤の目盛りはパワーリザーブ残量が12時間をきったことを示すもので、ゼンマイの張力がなくなってきたことをより明確に知らせるための工夫です。
まとめ
いかがでしたか?
A.ランゲ&ゾーネでは新型モデルが出るとパワーリザーブやムーブメントの見応えに注目されますが、実はデザインも少しずつ変わってくることがあります。
特に今回のツァイトヴェルクでは、スモールセコンドの余白がしっかりと効いてるなぁと感じる1本です。
また素材も今作ではプラチナとピンクゴールドとそれぞれ重みだったり、色で重厚感を出していて、個人的は更にエレガントになったツァイトヴェルクと感じます。
また、大きなデザイン変更はなかったもののムーブメント自体の美しさ、肉抜きされている箇所のパーツ美を感じる点が多くありました。
是非、店舗にも遊びにいらしてくださいませ。皆さまのご来店をスタッフ一同お待ちいたしております。