皆様、こんにちは。谷です。
雨が降るのか、降らないのか…。この時期は傘を持ち歩くべきなのか…。と悩む季節です。
皆様は折り畳み傘派ですか?それとも通常の傘を持ち歩くタイプですか?
常にトレーニングウェアを持ち歩いている私は、荷物が1つでも増えることがあまり好きではありません。
基本的には傘を持ち歩かず、職場には折り畳み傘、通常の傘を置き傘をしております。なので出先で雨が降ると濡れないルートを開拓して極力傘を持ち歩かない様に生活しております。(笑)
さて、今回はA.ランゲ&ゾーネの時計のシリーズについてご紹介。
ランゲ1がかなり有名なA.ランゲ&ゾーネはランゲ1しか作っていないんじゃないか?と思われる方もいるかと思いますが、他モデルもございます。
『細部の違いが大きな違いに繋がる』という言葉の通り、今回は全く異なる3つのシリーズをご紹介していきます。
これを機にランゲに興味を持って頂けると嬉しいです!
サクソニアファミリー
A.ランゲ&ゾーネの時計の中でも極めてシンプルな時計が『サクソニア』。そんなサクソニアではありますが、最大の魅力は『完璧を追求』しているところ。A.ランゲ&ゾーネの創立者でもあるフェルディナンド・アドルフ・ランゲの『完璧を追求し、機械式時計を改良し続ける姿勢』を受け継いだのが『サクソニア・フラッハ』です。
『サクソニア』という名前の由来であるドイツ・ザクセン州は、昔からドイツ国内でも技術開発において先駆的な地方として知られています。ザクセン(Saxonia)を英語読みするとサクソニアとなります。
ザクセン州が行った技術開発としては、1839年には同地でドイツ初の蒸気機関車が製造され、サクソニア号と命名。
『サクソニアシリーズ』の特徴は、無駄を省いて本質的なものに絞り込んだ明快で調和のとれたデザインです。シンプルさの追求はムーブメントにも見受けられます。
針の先端の細やかさやバーインデックスの角の美しさなどを楽しめるのは『サクソニア・フラッハ』ならではです。
『サクソニア』を通じてA.ランゲ&ゾーネが伝えたいことは、多くの部品で構成する事でもなく、究極の複雑さを追求する事ではないのです。ただ、時計のムーブメントの仕組みという本質的要素を楽しんでいただく時計であります。
ランゲ1
『ランゲ1』と聞くとどのようなイメージでしょうか?アシンメトリーのダイヤル?革時計?大きな日付表示?
様々な印象をもつのが『ランゲ1』ではないでしょうか。『サクソニア』が完璧を追求してる時計なら、『ランゲ1』はA.ランゲ&ゾーネの過去と未来をつなぐ時計です。今の『ランゲ1』があるのは、ドイツが東西に分割されていた間ずっと、いつの日かA.ランゲ&ゾーネというブランドで再び最高の時計を製作するという夢を決して捨てることのなかった一人の人物の情熱です。
フェルディナンド・アドルフ・ランゲのひ孫にあたるウォルター・ランゲです。東西ドイツの統一が実現すると、彼はすぐに新しい会社を設立します。その時の彼が目指した目標はただ1つ。それは、ランゲ復活第1号モデルとして、かつてA.ランゲ&ゾーネの懐中時計の伝統を受け継ぎながら、新たなる規範を確立するような時計を創る事でした。このようにしてうまれたのが『ランゲ1』です。
『ランゲ1』は、現代ドイツ・ザクセン州の歴史や文化なくして語る事の出来ない時計なのです。
1815
『1815』の原点は、ヨーロッパ激動の時代にあたります。この時計の名前はドレスデン近郊の山間の町、グラスヒュッテでドイツ精密時計製造業を興したフェルディナンド・アドルフ・ランゲの生誕の年を示しています。アクセントを効かしたクラシカルなダイヤルには、読み取りやすいアラビアン数字、ブルースチール針、一段低くなったダイヤル中央部分などランゲの往年の懐中時計を想起させるデザイン要素が多数盛り込まれています。『1815』のデザインで最も特徴的なのは、線路をイメージしたレイルウェイモチーフの分目盛りです。これは、鉄道の開通によって懐中時計の重要性が増した時代を彷彿とさせるデザインで、フェルディナンド・アドルフ・ランゲが工房を創業した時期とも重なっています。
『1815』は19世紀にさかのぼるマニュファクチュールの伝統と現代の科学技術が見事に融合した総合芸術作品と言えます。
まとめ
いかがでしたか?
どのモデルも魅力的ですよね!更に詳しく知りたいという方はぜひ店頭でA.ランゲ&ゾーネの世界観をご体感いただきながら、それぞれのモデルについてご説明させて頂ければと思います。
実際にドイツ本国にて研修を受けたスタッフもおりますので、是非お越しくださいませ。
皆様のご来店スタッフ一同お待ちいたしております。