皆様、こんにちは。谷です。
今年のゴールデンウィークいかがお過ごしですか?
A.ランゲ&ゾーネブティック大阪心斎橋ではGW期間中も営業しておりますので、心斎橋にお越しの方は是非遊びにいらしてください。
さて、今回はA.ランゲ&ゾーネでも個性派のリヒャルト・ランゲの時計を紹介していきます!
腕時計と言えばひと昔前までは、時間を見るための「道具」の一つでした。しかし、現在は携帯電話の普及と伴い腕時計はご自身のキャラクターの象徴やおしゃれの1つになっています。
A.ランゲ&ゾーネの中でも、キャリバー、見た目、歴史が最も面白いのはリヒャルト・ランゲなのです。
①独特なローマ数字リヒャルト・ランゲの『文字盤』の魅力
A.ランゲ&ゾーネの中でも唯一センターセコンドの三針が『リヒャルト・ランゲ』。その文字盤には、ローマ数字が用いられています。
腕時計に用いられるローマ数字は独特な発展をどけており、大変面白い話も残っています。詳しく知りたい方はこちらからどうぞ(URL:https://www.jw-oomiya.co.jp/blog/alangesoehne-boutique-osakashinsaibashi/3375 )秒針はブルースチールトなっており、文字盤上のカラー配色がとてもバランスの良い印象を受けます。またテンプの振動数に合わせて6分の1秒単位の高精度な目盛りが細かくあることで時間把握がしやすいのも特徴です。
②パワーリザーブが短い理由にはあった!?リヒャルト・ランゲの『ムーブメント』
実はリヒャルト・ランゲのムーブメントには、現行のダトグラフのムーブメントがベースとして採用されています。
ダトグラフに搭載してるクロノグラフの機構を抜き取り、トルクの精度を高め、よりパワーリザーブを安定させるために製作されています。そのため、パワーリザーブも38時間となっていますが、リューズを巻きあげてから手を放して、秒針が動くまでの時間の差はランゲの中でも1番に少ないといっても過言ではありません。
③ツェッペリン飛行船にも搭載された時計リヒャルト・ランゲの『歴史』とは?
リヒャルト・ランゲ』のデザインには、「大型高性能科学観測用デッキウォッチ」の特徴が取り入れられいます。1935年にランゲが発明したデッキウォッチのうち2個が、フリードリッヒスハーフェンにあったツェッペリン飛行船工場に納入されいます。航路決定や燃料の計算になくてはならい計器として採用されました。研究機関や大学活動する科学者たちも、精度が極めて高いランゲのデッキウォッチに関心を示しました。当時時計は様々な実験の計測結果が信頼のおけるものとなるためには、その際に使用する時計の精度が決定的な意味を持っていました。18~19世紀には、南極探検隊を率いたエーリッヒ・フォン・ドリガルスキーをはじめとする多数の研究者および探索隊がデッキウォッチを利用しました。
精度の追及に心血が注がれた『リヒャルト・ランゲ』。
伝統的な分目盛りと細身のローマ数字のインデックスが往年のデッキウォッチのダイヤルを彷彿させます。
皆様のご来店、スタッフ一同お待ちいたしております。