皆様、こんにちは。谷です。
１月末ですが御堂筋沿いに徐々に緑が増えてきました。植物が持つ生命力や季節をとらえる感覚には毎年驚かされます。

さて、今回は雑誌やSNSなどでA.ランゲ＆ゾーネのアイコンとして登場する『ランゲ１』についてご紹介していきます。中でも同じサイズで悩まれる方が多い『ランゲ１』と『ランゲ１・ムーンフェイズ』について比較してみました。

A.ランゲ＆ゾーネのアイコンモデル『ランゲ１』

王道モデルと言えば、各ブランドありますよね。A.ランゲ＆ゾーネの王道モデルと言えばランゲ１。
中でもランゲ１ファミリーは発表されてから２８年間大きなデザイン変更等もなく愛され続けているモデルです。
ここで、ランゲ１のスペックを見ていきましょう。

サイズは38.5㎜とアンダー40㎜でありながら、しっかりした高さがあるので重厚感があります。
ランゲ1を手に取られた方が最も魅力を感じるのが文字盤のデザイン。シンプルで一見どこにでもありそうなオーソドックスな針のデザインやローマ数字。それをあえてオフセンターダイヤルでデザインし、ヘテロドックスに仕上げています。

1994年10月24日に発表された際も『なんて型破りな時計なんだ』と驚かされた事でしょう。
28年経った今でもマイナーチェンジはあるものの、デザインが大きく変わるといったことはありません。
そして、そんなダイヤルデザインは多くの方の心をつかみ、ランゲの王道モデルとして現在も人気の時計です。

見応え抜群のムーンフェイズを持つ『ランゲ1・ムーンフェイズ』

ランゲ1ファミリーで、３８．５㎜と言えば『ランゲ1』と『ランゲ1・ムーンフェイズ』
先ほどご紹介したランゲ1よりもムーンフェイズが付くことでフランクにお使いいただけるのが『ランゲ１・ムーンフェイズ』

ランゲ1と同じピンクゴールドの『ランゲ1・ムーンフェイズ』ですが、よくご覧いただくと針やインデックスに夜光塗料がついていたり、メインダイヤルにデザインが施されていたりと、先ほどのランゲ1よりか少しカジュアルな印象です。
スモールセコンドにはムーンフェイズがついてきます。文字盤全体に色味が入る事で更に使いやすいデザインとなります。また、ムーフェイズはデイナイト機構と呼ばれる1日を通じてお月様の背景のデザインが変わっていくため1日を通じてムーフェイズを楽しんで頂けます。

深夜のムーンフェズのデザインはお昼と異なりダークな感じがたまりません。
上の写真で深夜2時から3時頃にかけてのムーンフェズとなります。持つ人しか楽しめない夜のムーンフェズ…。いいですよね！

『ランゲ1』と『ランゲ1・ムーンフェイズ』を比較してみよう

『ランゲ1』『ランゲ1・ムーンフェイズ』とそれぞれのスペックと特徴をご紹介しましたが、今度は比較してみましょう！

まずは、時分針のあるメインダイヤルから比較していきたいと思います。

左が『ランゲ1』、右が『ランゲ1・ムーンフェイズ』です。
ランゲ1は、背景との凹凸の差が少なく全体的にすっきりした印象です。一方、『ランゲ1・ムーンフェイズ』は凹凸感があります。更に針の夜光塗料とそれぞれの数字にドットマーカーがついています。

次はスモールセコンドを比較していきます。
ランゲ1のスモールセコンドは、3時、6時、9時、12時位置のマークが太くなっています。
ランゲ1・ムーンフェイズは4時、5時、6時、7時、8時位置とムーンフェズがかかっていない目盛りが太くなっています。
そしてランゲ1・ムーンフェイズには20秒、30秒、40秒と表記がある為、ムーンフェズに秒針がかかっていてもおおよその時間がわかる様になっています。

ランゲ1の秒針は文字盤に凹凸感がないので陰影がきれいに映るので針の見応えがあります。
ムーンフェズがついている秒針は時分針と異なり夜光塗料がついていないためランゲ1・ムーンフェイズのカジュアルな雰囲気を一気に引き締めてくれます。

パワーリザーブも同様に違ってきます。
ランゲ1はシンプルな▼ですが、ランゲ1・ムーンフェイズは夜光塗料のついた▽になります。
目の錯覚でランゲ1・ムーンフェイズの方がパワーリザーブ計が大きく見えます。

パワーリザーブは72時間と同じではありますが、高さが0.4㎜程ランゲ１・ムーンフェイズの方が高くなります。
どちらの時計も大変魅力的です！是非店舗にも足を運んでいただき、A.ランゲ＆ゾーネのお時計を一度ご覧くださいませ。
皆様のご来店、お待ちいたしております。