皆様、こんにちは。谷です。
現在A.ランゲ&ゾーネブティック大阪心斎橋では12月16日(金)から12月25日(日)まで、サンプルフェアを開催いたしております。 サクソニアファミリーや1815シリーズなどが一同にご覧いただけますので、是非お越しくださいませ。 また、期間中は多くのお客様のご来店が見込まれます。お客様には店内での待ち時間をできる限り少なくするためにも「ご予約」優先での対応をさせて頂きます。 皆様にはお手数をお掛けいたしますが、期間中にご来店の際はご来店前に下記電話番号宛にお電話にてご連絡くださいませ。
A.LANGE&SÖHNE BOUTIQUE OSAKA SHINSAIBASHI
TEL:06-6243-1845
Email:lange-soehne.osaka.s@jw-oomiya.co.jp
adress:〒542-0081 大阪府大阪市中央区南船場4丁目1-3 W Osaka 1F
未来と過去を繋ぐ「ランゲ1」シリーズ。その特徴とは?
A.ランゲ&ゾーネの時計の中でも有名な『ランゲ1』シリーズ。
その特徴は、時計の文字盤のデザインです。アシンメトリーと言われる左右非対称なデザインが、1度見ると忘れることが出来ません。
この文字盤のデザインは、1994年にA.ランゲ&ゾーネの復興4大コレクションのうちの1つとして10月24日に発表されました。
『ランゲ1』はアシンメトリーのダイヤルは珍しくありながらも、デザイナーによって非常に考え抜かれたものでした。
『ランゲ1』の針の数は、4つ。更にアウトサイズデイトもあります。アシンメトリーとなると左右非対称となる為、バランスが大切でした。
デザイナーのラインハルス・マルト氏は、アシンメトリーでありながらも、バランスとインパクトあるデザインを考えました。
それが『ランゲ1』だったのです。
彼は左右非対称のダイヤルに、『黄金比率』というデザインを美しく魅せる比率を用いて、『ランゲ1』を製作しました。
その結果、A.ランゲ&ゾーネらしい独特のアシンメトリーでありながらも印象の残る文字盤デザインが完成されたのです。
では、『ランゲ1』シリーズを見ていきましょう!!
A.ランゲ&ゾーネを語る上で外せない!すべての始まりはここから『ランゲ1』
先ほど紹介した『ランゲ1』の特徴を最も表しているのが、『ランゲ1』
特徴は、38.5㎜の文字盤にころんとした少し丸いフォルムが特徴です。実際に腕にのせると、38.5㎜よりも少し小ぶりの様にも見えますが、存在感は抜群です。
ホワイトゴールド仕様には夜光塗料が塗られた針がついているため、少しカジュアルなフェイスとなります。
オンにもオフにも使えるため、男性スタッフにアンケートを取ると1番人気の時計でした!
詳しくは下記の記事をご覧ください!
デイナイト機構のムーンフェイズで1日を楽しむ!ランゲ1ムーンフェイズ
サイズは『ランゲ1』と同じ38.5㎜でありながら、スモールセコンドの位置にムーンフェイズが搭載されたデザインです。
ランゲを代表するピンクゴールドとホワイトゴールドですが、ご覧いただきたいのはその文字盤のカラーです。
ピンクゴールドにはランゲらしさを追求し、シルバーダイヤルとなっていますが、ホワイトゴールドは黒文字盤でグッと引き締めています。
更にどちらのカラーリングでも針には夜光塗料がついています。
時・分を示すメインダイヤルはローマ数字の幅に合わせて、少し段差がありより文字盤を立体的にみせています。
また、ムーンフェイズはデイ&ナイト機構となり、1日でムーンの背景が変わります。
月の出方によって、みえる表情も変わりますので1か月を通じて楽しんでいただけます。
38.5㎜だけど存在感抜群!?リトル・ランゲ1
続いて紹介するのは、リトル・ランゲ1。サイズは、38.5㎜、高さは9.5㎜ではありますが文字盤のギョーシェ彫りが見ごたえある1本です。
更にギョーシェ彫りは他のA.ランゲ&ゾーネの時計にはない存在感があり、女性にはジュエリー感覚でお使いいただけます。
一方男性にはサイズが小さいながらも、ファッションポイントとしてお使いいただけます。
ココアブラウン・グレー・シルバー文字盤には、ギョーシェ彫りが施されているため、文字盤内で陰影が付き非常に美しいコントラストを生み出し、見る人を飽きさせません。
少し小さいサイズでお考えの方や、時計に存在感を持たせたい方、ジュエリー感覚で時計を楽しみたい方にはお勧めの1本です。
2022年に更にパワーアップしたグランド・ランゲ1
2019年に廃盤になったモデルが更にパワーアップして2022年戻ってきました。
新生グランド・ランゲ1の特徴を見てみましょう。
・直径41mm,高さ8.2mmのスリム設計
2012年に発表された「グランド・ランゲ1」は、直径が41㎜、高さが8.8㎜。一方、今年発表された「グランド・ランゲ1」は直径41㎜、高さが8.2㎜と0.6㎜薄い設計となっています。
ムーブメントのサイズは2012年に発表されたものと同じく直径34.1㎜、高さが4.7㎜となっています。
しかし時計自体の薄さは薄くなっており、その高さはわずか8.2㎜です。
ムーブメントとサファイアクリスタルのシースルーバックとの距離、文字盤とガラスの距離を更に詰めることで今回の薄型設計を実現しました。薄さを実現するために、アウトサイズデイトは高さがおおよそ半分の高さにまで削られています。
僅か0.6㎜ではありますが、まるでガラスがついておらず、ムーブメントに直接触れているようにも感じるこの薄さ。
では、実際に写真で2012年のグランド・ランゲ1と2022年のグランド・ランゲ1を比較してみましょう。
左が2012年。右が2022年です。
サイズは同じですが、横から見た時のガラスと文字盤の距離の薄さを感じていただけるのではないでしょうか?
今年の新作であるグランド・ランゲ1は、薄さもさることながら、ランゲグレーを採用し、メインダイヤルとサブダイヤル、それ以外の箇所との仕上げの違いからくるデザイン性の高さも注目する点です。
今年のグランド・ランゲ1はすでにグランド・ランゲ1を所有されている方にも違った印象を演出できますのでお勧めです。
文字盤全体のざらついた質感がグレーという色がもつ穏やかで控えめな印象を、カジュアルに落とし込みます。
しかし、カジュアル感を引き締めるかのようにメインダイヤルとサブダイヤルの艶のあるグレーの仕上がりがランゲらしさを象徴し、更に立体感も与えます。
ローマインデックスも更に技術力が上がり、『Ⅱ』の下部のエッジの処理も細かく行われており、美しさの追及がされています。
よく見ないとわからない箇所ではありますが、数字の面取りやお仕上げのクオリティーがよりランゲの時計を魅力的に魅せてくれます。
パワーリザーブ表示の赤色もワンポイントのアクセントとなり、おしゃれですね!
メインダイヤルの分目盛りがスタイリッシュに細くなったことで、文字盤のアクセントとなる赤、ざらついた質感の文字盤との対比がより明確になり、メインダイヤル、サブダイヤルの美しさを引き立てます。
世界24都市の時刻がボタン1つでわかる!?ランゲ1・タイムゾーン
最後に紹介するのは、ランゲ1シリーズでも最近じわじわと人気になっているランゲ1・タイムゾーン。
少しずつ各国のゲートがオープンとなり、他国の地を踏むことが少しずつ緩和され始めましたね!
そんな他の国へ行くときにぜひお供として連れて行きたいモデルが『ランゲ1・タイムゾーン』です。
この時計の凄いところは、2都市間がどちらも24時間表記である事、ドイツやニュージーランドをはじめサマータイムが導入されている国が一目でわかる事。そして、メインダイヤルとサブダイヤルの入れ替えができることが最大の魅力です。
まず、1つ目の24時間表記についてですが、メインダイヤル、サブダイヤル共に時分針とインデックスの間に青いラインが引かれています。この青いラインに時針(短針)が重なっているときに示している時間は夕方6時から朝6時までとなります。メインダイヤル、サブダイヤルはそれぞれの都市の時間を示しており、日本との時差が最大20時間のミッドウェイ島をはじめ、大きく時差が発生する国に行くときは、大変便利な機構となっています。
またドイツやニュージーランド、レバノンなどサマータイムを導入している国かどうかサブダイヤルの5時位置にある三角の色を見るとわかります。
白だと、サマータイムを導入していない国、赤だとサマータイムを導入している国とすぐわかる為、大変便利です。
そして、タイムゾーンの1番凄いつくり込みがメインダイヤルとサブダイヤルと2都市間の時間を入れ替えることが出来るのです。
例えば、長期滞在でドイツに行くとなると、サブダイヤルよりもメインダイヤルがドイツ時間の方が分かりやすくて快適ですよね。そんな時は少しの操作で簡単にメインダイヤルの時間とサブダイヤルの時間を入れ替えることが出来るのです。
『ランゲ1・タイムゾーン』は、海外旅行が多い方や複雑機構が好きな方、ランゲらしくありながらも実用性を重視される方に人気の1本となっています。
まとめ
今回はランゲ1シリーズを紹介いたしました。
いかがでしたでしょうか?
どのモデルも非常に魅力的ではあったのですが、私個人的には最後に紹介したランゲ1・タイムゾーンが1番いいな!と思いました。
私自身が、大の旅行好きというのもあり、海外旅行の度に腕時計を着けて様々な土地に時計と訪れるのもまた楽しそうと思いました!
お店に足を運んだ際には、皆様のお気に入りランゲ1モデルを教えてください!
では、次回のブログもお楽しみにお待ちくださいませ。