皆様、こんにちは。谷です。
今朝、新聞を読んでると面白い記事を発見しました。
内容は、『犬はレゲエソングが好き』という記事でした。中でも、ボブ・マリーとかの音楽がリラックスできていい様です。理由は太陽とチルアウトな音楽性が犬たちの気分をリラックスさせるみたいです。
我が家にも犬がいますので、落ち着かせる時はかけてみようと思います。
今回はA.ランゲ&ゾーネ好きの皆様の中で、最もファンの多いムーブメントのつくり込みについてお伝えしていきます。実は、第1弾としてすでにエングレービングなどはご案内していますので、今回はゴールドシャトンや面取りに焦点を当てて説明していきます。
エングレービングなどについて知りたい方は下の記事をご覧くださいませ。
A.ランゲ&ゾーネブティック大阪心斎橋よりご案内
①夏季休業について
いつもA.ランゲ&ゾーネブティック大阪心斎橋のブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
誠に勝手ながら、下記期間を夏季休業とさせていただきます。
・2022年8月16日(火) ~ 8月18日(木) 夏季休業
・2022年8月19日(金) より通常営業
②営業時間について
誠に勝手ながら、2022年9月1日(木)より、A.ランゲ&ゾーネブティック大阪心斎橋の営業時間を下記の通りに変更させていただきます。
<営業時間 2022年9月1日(木)~>
変更前 11:00~19:30
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変更後 11:00~19:00
営業時間変更に伴い、お客様にはご不便をおかけすることとなりますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
3色の調和が織りなす、美しきゴールドシャトン
ムーブメントを最初に見た時に、どのシリーズでも目に留まるのはゴールドシャトンではないでしょうか?
実は、A.ランゲ&ゾーネのゴールドシャトンは懐中時計時代の名残なのです。そして、ゴールドシャトンとは、ルビーなどの受石を固定している18金の輪のことです。
懐中時計の時代に受け石を固定するのにゴールドシャトンを使った理由は、受け石に天然のルビーを使っていた為、強度がまばらで、損傷することが多く、受け石を交換する必要がありました。
その際に、4分の3プレートやその他のパーツなどを外して交換する手間をはぶき、受け石のルビーのみを交換できるようにした先人達の知恵から始まりました。
現在は、人工ルビーが規格化され、強度が安定するのでゴールドシャトンの元来の機能はなくなりましたが、その美しさや伝統を伝えるためA.ランゲ&ゾーネでは採用しています。
使うのは工具だけじゃない!?面取りの美しさ
続いて紹介するのは、面取りです。
面取りは時計の仕上げ、いわばビスポークやネイルの角の落とし方と近しいところがあるのではないでしょうか?
面取りとは細かくて繊細な時計のパーツに、45度の斜面をつけて磨くことを言います。
何らかの機能があるわけではないのですが、ムーブメントを鑑賞してる際に光を受けてきらっと輝く美しさに魅力を感じませんか?
パーツを磨くときには、電動器具や小さなやすり、更には自然木を加工した棒などを駆使して丁寧に磨きます。磨き幅を均等にそろえるにはかなりの経験が必要となり、1つのパーツを仕上げるのでも数時間はかかります。
また、どれだけ複雑な形状でも道具を駆使して丁寧に磨いていき、どのくらいの力で磨くのか、どのくらい磨くのかなどはすべて数値はされておらず、職人の指先だけが頼りの仕事となります。
A.ランゲ&ゾーネの面取りは、均等幅で磨かれた面取り部分を綺麗にポリッシュ仕上げを施していきます
まとめ
前回に引き続き、A.ランゲ&ゾーネのつくり込みの美しさを感じて頂けたのではないでしょうか?
どのモデルにも同じだけ紹介している作業を行っているA.ランゲ&ゾーネの時計はどれをお持ちいただいてもご納得いただける1本です。
是非、心斎橋にお越しの際はお立ち寄りくださいませ。