皆様、こんにちは。谷です。
以前投稿したドイツ時計の発展についてのブログは、ご覧いただきましたか?
まだ、見ていないという方は是非ご覧ください。(URL:https://www.jw-oomiya.co.jp/blog/alangesoehne-boutique-osakashinsaibashi/3058 )
ところで、時計を英語でいうと「Watch」と「Clock」の2種類があります。実はドイツの歴史が関係しているのです。
「Watch」は動詞で「視る」それはウォッチがまさに手元をのぞき込んで視るからと言われています。一方で、「Clock」はドイツ語の「グロッケ」が語源となっています。「グロッケ」とはドイツ語で「鐘」。西欧では教会の鐘の音によって朝昼晩の時刻を教えられていました。
時を告げる鐘だった名残で現在も英語では「クロック」と呼ばれいています。
昔は音で時刻を把握していたのです。ちょっとロマンティックですね♪
現在A.ランゲ&ゾーネブティック 大阪心斎橋では、1月29日(土)までサンプルフェアを開催中です!
※サンプルアイテムに関しましてはご購入の際ご予約対応を行っております。詳しくはスタッフまで。
さて、今回は音ではなく視認性に追求した『リヒャルト・ランゲ』のご紹介です。『リヒャルト・ランゲ』はA.ランゲ&ゾーネが製作した科学観測用デッキウォッチの伝統を受け継いでいます。デッキウォッチは高い精度、良好な視認性と堅牢性(物のつくりが固くて丈夫な事)により、18世紀および19世紀にかけて数多くの科学者や研究者、探検家にとって必要不可欠な高精度計器でした。
『リヒャルト・ランゲ』という名前には、時計技術の開発・改良に努めたフェルディナンド・アドルフ・ランゲの長男リヒャルト・ランゲへの敬意が込められています。リヒャルト・ランゲはフェルディナンド・アドルフ・ランゲの長男としてうまれました。数多くの時計師を輩出してきたランゲ一族の中でも一番の発明家で、自らも優秀な科学者でした。多数の発見や特許技術によって、リヒャルト・ランゲは時計の精度向上に大きく貢献しています。
精度の高さが信条のリヒャルト・ランゲシリーズの時計ですが、その鍵を握るのは自社製のヒゲゼンマイです。ヒゲゼンマイの製造は、腕時計の製作において最も難しい作業に数えられます。
『リヒャルト・ランゲ』には、伝統的な分目盛りと細身のローマ数字インデックスが、A.ランゲ&ゾーネが1935年12月17日にツェッペリン社に販売したような1930年代に製作した大型高性能科学観測用デッキウォッチのダイアルを彷彿させます。
他にも研究機関や大学で活動する研究者たちも、精度の極めて高い時計に大きな関心を示しました。
それは実験結果が信頼のおけるものであるかどうかは計測結果の正確さによって決まる為、計測に使用する時計の精度も重要視されていたのです。
イベントも終わりに近づいてきました。気になる時計がある方、A.ランゲ&ゾーネについて知りたい方など是非店頭でA.ランゲ&ゾーネの時計をご覧くださいませ。
皆さまのご来店をスタッフ一同お待ちいたしております。
A.ランゲ&ゾーネ(A.Lange & Sohne)
モデル名:リヒャルト・ランゲ
品番: LS2324AD 232.032
ケース径:40.5mm
防水:3気圧防水
ケース素材:K18ピンクゴールド
価格: ¥4,114,000(税込み)
店舗における感染防止対策
A.ランゲ&ゾーネ ブティック 大阪心斎橋では、お客様ならびに従業員の健康と安全に配慮し、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、下記のとおり対応しております。
https://www.jw-oomiya.co.jp/contents/covid-19/
A.ランゲ&ゾーネ ブティック 大阪心斎橋はお客様ならびに従業員の健康と安全を最優先に考え、感染症の拡大防止に努めてまいります。お客様のご理解、ご協力の程、よろしくお願い申し上げます。