❝400年以上先へ❞ … IWC「ポルトギーゼ・パーペチュアル・カレンダー 44」

❝400年以上先へ❞ … IWC「ポルトギーゼ・パーペチュアル・カレンダー 44」 - IWC

皆さま、こんにちは。oomiya心斎橋店の渡辺と申します。

本日は、IWCの『ポルトギーゼ・パーペチュアル・カレンダー 44』の魅力についてご紹介いたします。この時計の文字盤やケース、ムーブメントだけでなく、ムーンフェイズや永久カレンダーについても詳しくお伝えします。ぜひ、最後までお楽しみください。

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IWC(アイ・ダブリュー・シー)
ポルトギーゼ・パーペチュアル・カレンダー 44
品番 IW503701
ムーブメント 自動巻き(IWC自社製キャリバー 52616)
ケース素材 18ct Armor Gold®
ベルト サントーニ社製アリゲーターストラップ
防水 5気圧防水
サイズ 44.4mm
その他特徴 パワーリザーブ約168時間
価格 ¥6,930,000 (税込)

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【概要】

1939年にポルトガル人の船乗りから、船の揺れや温度変化に影響されないキャプテンが使用できる航海用の腕時計を作って欲しいとの依頼に応えるため、ポルトギーゼは誕生しました。航海中でも高い視認性を確保するため、真円型のシンプルなケースデザインと大きな文字盤が採用されているのが特徴です。創業150年以上のIWCの中でも1〜2の歴史を争うポルトギーゼ・コレクション。永久カレンダー、ダブルムーンフェイズ表示を備えた、「ポルトギーゼ・パーペチュアル・カレンダー 44」は、IWCの技術力が結集したモデルです。

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これまで20年間、ポルトギーゼ・パーペチュアル・カレンダーは、このコレクションの主要な柱のひとつとなってきました。この永久カレンダーの複雑機構は、もともと1980年代にIWCシャフハウゼンの元主任時計技師クルト・クラウスが開発したもので、それ以来たえず改良を重ね、完璧化されてきました。永久カレンダーを搭載した初のポルトギーゼは、2003年に発表されました。ムーンフェイズ表示は、ケースの寸法を大型化し、さらに大きな減速歯車を組み込むことで改善され、精度が122年から577.5年に向上しました。もうひとつの革新は、特許取得済みのダブル ムーン™ 表示で、北半球と南半球から見たムーンフェイズを表示します。このたび、IWCシャフハウゼンはこのモデルを完全に設計し直して洗練さを高めました。

【ケース】

ダブルボックスサファイアクリスタルを採用して 完全に構造を設計し直したケースになりました。

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最も顕著なデザインの変化は、完全に設計し直して洗練さを高めたケース構造です。ケースリングをスリムにし、側面がほっそりとした見た目になりました。前面と裏面の ボックスガラスのサファイアクリスタルと相まって、この新しい構造により、特に明るくエレガントなコレクションと なっています。

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ボックスガラスのサファイアクリスタルは、非常に複雑な工程を経て研磨され、ポリッシュ仕上げが施されており、独特な分目盛などのポルトギーゼの象徴的なデザインの特徴がさらにはっきりと視認できます。

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リューズには、IWCのブランドロゴと、プローブス・スカフージアが浮き彫りされています。

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※IWC が 1903年から謳う「Probus Scafusia」(プローブス・スカフージア)、すなわち「シャフハウゼンの優秀な、そして徹底したクラフツマンシップ」という卓越性を追求するモットーは、IWC で働く製造技術者や時計デザイナーにとって、大いなる挑戦を意味するのと同時に、その情熱を表す言葉でもあるのです。

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ボックス型のダブルサファイアガラスを採用してケースのデザインを見直し、ひときわエレガントで洗練された印象になりました

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18 CT ARMOR GOLD®

18 ct Armor Gold®は新しいタイプのゴールドで、従来のレッドゴールドより極めて硬く、さらに優れた耐摩耗性を備えています。

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時代に左右されず、不変の価値を保つゴールドは、ほかのどの貴金属よりも、贅沢とエレガンスを体現する素材です。IWCのウォッチケースに使用される純金の割合は75%、すなわち18Kに相当します。ゴールドにほかの素材を加えて合金を作ることで、望み通りの色合いがもたらされます。18 ct Armor Gold®は、レッドゴールドの特別な新しいバリエーションです。この素材は非常に高度なプロセスを用いて製造され、その過程で合金の微細構造が変化します。その結果、従来のレッドゴールドより極めて硬く、さらに優れた耐摩耗性を備える素材が完成します。初めて18 ct Armor Gold®を採用したモデルは、「ビッグ・パイロット・ウォッチ・コンスタントフォース・トゥールビヨン “プティ・プランス”」(Ref. 590303)でした。

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ベゼルが細い分、文字盤が広いため、高い視認性を確保しています。ラグは細めでスタイリッシュに仕上がっておりポルトギーゼクロノグラフの特徴でもある大きなケースをより際立たせています。

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風防には両面反射防止加工を施したドーム型サファイアガラスが採用されています。光による反射で文字盤が見えづらくなることはなくなり、クリアな視認性を実現しています。サファイアガラスとは人工のサファイアを用いたガラスで、その強度はダイヤに次ぐ硬さです。強度が優れているため傷がつきにくく、高い実用性を誇っています。

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【文字盤】

新しい仕上げの文字盤

文字盤の図柄も入念に設計し直され、洗練さを高めています。特別なハイライトとなるのは、文字盤の複雑な製造工程です。比類ない視覚的な深みの鍵となっているのは、15層の透明ラッカーを塗布し、これを精密に研磨して磨き上げ、ハイグロス仕上げとしたことです。カレンダーを表示するサブダイアルも、真鍮ベースとラッカー層の両方が研磨されています。最後に、個別に手作業でアプライドを文字盤に取り付けます。この文字盤の製造は、合計60もの工程からなり、驚くほど複雑で習得するのが大変です。

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「ポルトギーゼ・パーペチュアル・カレンダー」のムーンフェイズ表示は、実際の月の満ち欠けとの間に生じる差異が、577.5年でたった1日分という正確さを誇ります。ダブルムーンフェイズ表示を備えたモデルでは、北半球と南半球で観測できる月の姿が鏡像のように映し出されます。左側に小さく半円が書いては「NORTH」を意味し、つまり北半球の月の満ち欠けを表示しています。
右側の小さな半円は「SOUTH」、南半球を意味しています。月は29.53059日でワンサイクル、つまり全く見えない新月の日から次第に大きく見えるようになっていきます。満月をピークにまた小さくなりはじめ、この日数で元に戻ることになりますこの周期、つまり29.5日で1回転する歯車を作り、北半球、南半球の月にこの周期を再現できることになります。

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3時位置には、内周にパワーリザーブ表示(7日間)があり、一目で、あとどれぐらい時計が動くのかを見てとれます。外周には日付表示が指針で表示されています。

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6時位置には、IWCのブランドロゴと、シャフハウゼンの文字が記されています。また、英語表示で月(MONTH)を表示しています。

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また7時と8時の間には、年(YEAR)の表示を採用しています。

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最後に9時位置には、秒針と曜日を兼ね備えています。永久カレンダー、4桁の西暦表示、ペラトン自動巻き機構を搭載した7日間自動巻きムーブメント、パワーリザーブ表示など、このエレガントなタイムピースには望みうるほぼすべての機能が揃っています。この小さな文字盤の上にたくさんの針があるだけで、中はどのようなしくみになっているんだろうと心を驚させます。

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「ポルトギーゼ」コレクションの特徴であるレイルウェイ分目盛りが文字盤を飾ります。

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立体的なアラビアインデックス、そして美しいフォルムを生かしたリーフハンド。クラシカルな印象を醸し出しています。

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ダブルムーンフェイズ表示機構

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ダブルムーンフェイズの機構図。「南北両半球表示も先駆け」
ディスクの左側にあるのが駆動中間車です。2つの穴を開けたディスクを回して月を隠す仕組みとすることで、南北両半球の月齢を表せるようにしたのは、IWCが初の試みです。
「ポルトギーゼ・パーペチュアル・カレンダー」のムーンフェイズ表示は、実際の月の満ち欠けとの間に生じる差異が、577.5年でたった1日分という正確さを誇ります。ムーンフェイズ表示全体には星々が輝く夜空が描かれており、まるで月と星が遠い宇宙に浮かんでいるように見えます。

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ダブルムーンフェイズ表示を備えたモデルでは、北半球と南半球で観測できる月の姿が鏡像のように映し出されます。ムーンフェイズ表示全体が星を散りばめた夜空をなし、まるで月と星が遠い宇宙に浮かんでいるように見えます。永久カレンダー、4桁の西暦表示、ペラトン自動巻き機構を搭載した7日間自動巻きムーブメント、パワーリザーブ表示など、このエレガントなタイムピースには望みうるほぼすべての機能が揃っています。

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西暦表示のセンチュリースライド

IWCのポルトギーゼ・パーペチュアル・カレンダーは、その卓越した技術とデザインで、時計愛好家の心を掴んでいます。このモデルは、通常の4年周期の閏年計算を基本にしているだけでなく、文字盤の7時から8時位置にある「センチュリースライド」という特別な機構により、なんと2499年12月31日までの西暦を表示することができるのです。

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よく見ると7時から8時までのセンチュリースライドは、10年と1年の数字を記した回転ディスクを組み合わせて行われ、それぞれ100年、10年、1年毎に一つ先に進む精巧なメカニズムになっています。

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センチュリースライドは、10年単位と1年単位の数字が刻まれた回転ディスクの組み合わせで構成されており、それぞれが100年、10年、1年毎に一つずつ進む精密なメカニズムとなっています。しかし、この精巧な機構には、西暦の閏年ルールに対応するという課題がつきまといます。

西暦のルールは次の通りです:

西暦が4で割り切れる年は閏年
ただし、西暦が100で割り切れる年は平年
ただし、西暦が400で割り切れる年は閏年
これにより、2100年や2300年など、400で割り切れない西暦年は閏年ではないため、日付を手動で調整する必要があります。

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現行のどの永久カレンダーも、完全な「永久」を保証するものではありません。西暦1万年の未来を表示することは、今の技術では不可能です。また、太陽がその寿命を迎えるとき、時間の概念も変わるでしょうし、人類がその時点で存在している保証もありません。

ポルトギーゼ・パーペチュアル・カレンダーは、21世紀から始まり、22世紀、23世紀と、センチュリースライドによって未来の年月を表示し続けます。さらに驚くべきことに、2200年から2499年まで対応できる付属パーツも備わっているのです。

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この時計は、持ち主の一生を超えて、何世代にもわたる未来をも見据えた設計となっています。

400年以上先の未来を見据えて作られたこの時計は、まさに時計製造の芸術と技術の結晶と言えるでしょう。

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【ベルト】

サントーニ社製のブラウンのアリゲーター・ストラップが組み合わされます。

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イタリアの老舗靴メーカーであるサントーニ社が制作したレザーストラップは、手作業で染色され、独特のパティナを帯びているのが特徴です。

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【ムーブメント】

搭載されているIWC自社製ムーブメント、キャリバー 52616は385個のパーツから組み立てられています。

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脱進機には改良が加えられ、いっそう磁場の影響を受けにくくなりました。

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シリコンヒゲの特許が切れているIWCは、非磁性ニッケルリン合金の素材を採用し耐磁性の向上を実現しました。

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ペラトン自動巻き機構のパーツは、実質的にほぼ摩耗しない酸化ジルコニウム・セラミック製で、ローターはソリッドゴールド製です。

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ローターは腕の動きを エネルギーに変換し、2つの香箱の主ゼンマイに7日間のパワーリザーブを蓄えます。

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ゴールドの自動巻きローターには、IWCとプローブス・スカフージアが誇らしげに浮き彫りにされています。
※IWC が 1903年から謳う「Probus Scafusia」(プローブス・スカフージア)、すなわち「シャフハウゼンの優秀な、そして徹底したクラフツマンシップ」という卓越性を追求するモットーは、IWC で働く製造技術者や時計デザイナーにとって、大いなる挑戦を意味するのと同時に、その情熱を表す言葉でもあるのです。

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ぺラトン自動巻き機構を搭載したムーブメントCal.52616は、脱進機の改良によって耐磁性が高められ、ふたつの香箱が約7日間のパワーリザーブをもたらします。

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キャリバー52000シリーズで特徴的なのは、2つの香箱です。7日間分に十分なパワーリザーブを供給し、年間カレンダーや永久カレンダーといった多量のエネルギーを要するコンプリケーションを駆動します。金無垢ローターを備えたペラトン自動巻き機構は、実用性と高級感を兼ね備えています。

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※ぺラトン自動巻き機構は、1950年代にIWCの技術者であるアルバート・ペラトンによって開発された自動巻き機構。ペラトンは、ハートカムの偏心運動を利用して効率よくゼンマイを巻き上げる機構で、1950年に特許を取得しました。主ゼンマイを巻き上げるために、ローターの両方向の動きを活用。重みのあるローターを使用することで巻き上げ効率が高く、耐久性や仕上げの美しさにも定評があります。https://www.iwc.com/jp/ja/articles/experiences/pellatons-ingenious-automatic-meets-state-of-the-art-engineering.html

【まとめ】

伝統的な文字盤デザインを採用しており、42mmというサイズながら、ポルトギーゼのようなドレスウォッチにふさわしいフォーマルな雰囲気を醸し出しています。アーマーゴールドケースと15層の透明ラッカーを塗布したシルバーの文字盤の色の組み合わせが上品で孤高な複雑時計の雰囲気を高めてくれます。

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複雑な永久カレンダーをリューズ1つで操作を可能な簡単にして、永久カレンダーや調整ボタンを必要としないムーンフェイズ表示などとても実用的な仕様になっています。時計を身に付けずに止まってしまっても、日付、曜日、月、4桁の西暦、永久ムーンフェイズなどのすべての表示は、リューズ1つで同時に早送りができてしまいます。機械式時計の超絶機構ならぬ、最高峰の複雑時計は憧れです。そして、それが手元にある喜びは技術職の方ならずハイエンドを求めるビジネスマンの方にも感じてもらいたいです。

❝永久カレンダー(パーペチュアルカレンダー)への挑戦❞

永久カレンダー、それは、時計の機能では最高峰の複雑機構です。

機械式腕時計はいったいどれだけの未来を表示することができるだろうか、というのはだれでもが考えることかもしれません。

そして、その疑問に真っ向から取り組む時計技術者とその時計の製品には、いつも驚かされ、感動すらさせられます。この分野での挑戦はすでにブレゲの時代にポケットウォッチで、それは今日でも続いています。永久カレンダーという、見果てぬ夢への挑戦です。

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永久カレンダー IWCの時計技師のリーダーを務めていたクルト・クラウスが、様々な変則性のあるグレゴリオ暦を腕時計のための機械的なプログラムに変換するという、技術的な挑戦に取り掛かったのは1980年代初頭のことでした。1985年の「ダ・ヴィンチ・パーペチュアル・カレンダー」でデビューした彼の精巧な永久カレンダーは、わずか80個の部品しか使われていないにも関わらず、日付・曜日・月表示の他、4桁の西暦やムーンフェイズまで表示します。このスマートな機械式プログラムは、各月の日数の違いを自動的に判別するだけでなく、4年ごとの閏年には2月末日に1日を追加します。また、ムーンフェイズ表示は、実際の月の満ち欠けとの間に生じる誤差が577.5年間でたった1日分という精度を誇ります。すべての表示が完璧に同期し、リューズを回すだけで簡単に調整することが可能です。さらに、センチュリースライドを搭載したモデルは2499年まで日付を表示し続けることが出来ます。このカレンダーの微調整が必要になるのは、世紀が始まる年で閏年のない2100年、2200年、2300年のみです。永久カレンダー搭載のいくつかのモデルは、北半球と南半球の月の姿が鏡像のように描き出されるダブルムーンフェイズ表示を備えています。

まず、永久カレンダーとは、月・日・曜日、暦年などを、無補正で表示する時計の機構を備えていなければなりません。

この機構を持つ時計の場合、小の月(30日までの月)・大の月(31日までの月)は時計自身が把握していくことになります。また、さらに注目すべきメカニズムは閏年(2月を29日とし1年を366日とする年)の補正です。永久カレンダー時計ではこの4年に一度のプラス1日も、もちろん折り込んでいなければならない高度なメカニズムが絶対条件になります。

IWCが1985年に発表した永久カレンダー・クロノグラフの傑作「ダ・ヴィンチ」。レオナルド・ダ・ヴィンチの発明家精神にインスパイアされたIWCは、1985年このシリーズから自律式の永久カレンダー機構を備えたタイムピースを発表し、それにより大成功を収めました。

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この48か月ディスクを利用する典型的なモデルの一つですが、この「ダ・ヴィンチ」は、さらに4桁の”西暦表示”という精巧な機構も搭載します。この4桁の”西暦表示”(表示は2019)という複雑な表示機能を加えたのは革新的でした。この腕時計は、つねに「〇年〇月〇日〇曜日〇時〇分〇秒」という表示をもって、二度と存在しない「今」という非可逆的な時を表示する素敵なタイムピースです。そして、だからこそ永久カレンダーへの挑戦はまだまだ続くのかもしれません。
最高峰の複雑時計のメカニズムでありながら、永遠に完成しない永久への取り組み。こうした時計を作る人間がいて、それを楽しむファンがいる。なんかそう考えるとまた新しい時計の見方ができますね。

❝神秘的な「ムーンフェイズ」の魅力❞

昔の時計職人たちは、時計に月の光を取り込む方法を見つけました。とはいえ、月の動きは彼らにとって難題だったに違いありません。でも、なぜ腕時計に月を取り入れたのでしょうか?それは、月が私たちの気分や生活に影響を与えるからです。

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複雑な時計の機能の中で、ムーンフェイズ(月の満ち欠け表示)は特に「何のためにあるのかわからない」と言われることが多いです。しかし、小窓から顔を出す月の姿はエレガントでユニークです。ムーンフェイズとは、月の見かけの変化を示す機能です。月は29.53059日で一つのサイクルを繰り返し、新月から満月、そしてまた新月へと変わっていきます。

満潮や干潮といった現象は、月の引力によって引き起こされます。月の引力で海面が引っ張られ、盛り上がった時が満潮です。月の位相は、月、太陽、地球の位置関係で変わり、大潮や小潮とも関係しています。新月と満月の時が大潮、半月の時が小潮です。

では、なぜ時計にムーンフェイズを表示するのでしょうか?夜空を直接見ればいいと思うかもしれませんが、月は曇りや雨の日には見えません。しかし、ムーンフェイズ腕時計なら天気に関係なく月の位相が分かります。昔は実用的な意味があり、今でも漁師やヨット乗りには便利な機能です。

実用的な意味を除いても、月の満ち欠けは神秘的です。満月の日に狼男が現れる伝説や、満月の日に事故が多いという話もあります。月の引力が人間に影響を与えるという考えです。科学的な証拠はありませんが、気になる話です。

現在でもムーンフェイズが実用的な文化圏があります。イスラム教圏では、宗教行事に太陰暦のイスラム暦を使っています。例えば、断食月であるラマダーンの時期はこの暦で決められます。

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❝IWC史上最高傑作❞

2000年、IWCは新しく開発したムーブメントを搭載する「ポルトギーゼ・オートマティック 2000」を発表しました。キャリバー5000は7日間パワーリザーブを備えていました。2003年には、キャリバー5000に特別な永久カレンダーモジュールを統合した初代「ポルトギーゼ・パーペチュアル・カレンダー」(Ref. IW5021)が登場します。従来の「ポルトギーゼ」の設計とは異なり、IWCのお家芸ともいえる永久カレンダーモジュールを採用したのです。曜日、日付、月を表示し、各月の日数を判別する永久カレンダーは、スイス高級時計製造の長い歴史の一端を担ってきましたが、IWCはさらに革新的かつ実用的な永久カレンダーを生み出しました。

1985年、IWCは独自の永久カレンダーモジュールを発表しました。このモジュールにはカレンダー表示が組み込まれており、リューズだけですべての機能をリセットできました。IWCの有名な時計師クルト・クラウスが手掛けたこの複雑機構は、「インヂュニア」モデルに初めて採用され、その数カ月後には「ダ・ヴィンチ」モデル(Ref. 3570)にも導入されました。クラウスは、曜日、日付、月、年、ムーンフェイズ機能のすべては連動しており、リューズによって同時に調整が可能になることを発見しました。技術的設計は極めて複雑ですが、その使用方法はシンプルなものでした。しかし、クラウスが設計した永久カレンダーモジュールをIWCの新しい自動巻きムーブメントに組み込む作業は、容易ではありませんでした。IWC自社製自動巻きムーブメントを搭載するには、全面的な再設計が必要でした。こうした努力の末、2003年に伝統と現代が見事に融合した「ポルトギーゼ・パーペチュアル・カレンダー」(Ref. IW5021)が誕生したのです。最新のムーブメントに加え、全く新しいムーンフェイズ表示が配されています。ダブルムーンフェイズ表示が、北半球と南半球の月の姿を描き出します。ダブルムーンフェイズ表示は世界初の技術であり、IWCが特許を取得しています。

2016年と2018年には、「ポルトギーゼ・パーペチュアル・カレンダー」の新モデル(Ref. IW5033)と(Ref. IW5034)がそれぞれ発表されました。2018年モデルは、ダブルムーンフェイズを採用しています。さらに、2016年に登場した新しいPPCモデル(Ref. IW3972)では、日付と月がデジタル表示されます。「ポルトギーゼ・パーペチュアル・カレンダー」は15年以上前に誕生して以来、これまでに31ものモデルが製作されました。長きにわたるデザインと機構の改良の末に、これほど多くのモデルが誕生したことこそが、このコレクションの成功と重要性の証となっています。
IWCの永久カレンダーは、オート・オルロジュリー(高級複雑時計製造)の数ある卓越したコンプリケーションの中で、最も実用性に優れている機構と言えます。しかし、「ポルトギーゼ・パーペチュアル・カレンダー」が傑作と言われる所以は、実用性でも技術的な適合性でもなく、その美しさにあります。それは、クラシックなデザインと革新的な技術の融合によってもたらされるのです。

 
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