皆様、こんにちは。谷です。
3月に入り一気に春らしくなりましたね。今週末はなんと気温が20度!
スプリングフェイスティバルや大きな公園ではイベントが開催され、おでかけするのが楽しくなりますね!
さて、今回はA.ランゲ&ゾーネを有名にしたモデル『ランゲ1』についてご紹介していきます。
時計がファッション化し、常にトレンドが変化する時代の中で、1994年にA.ランゲ&ゾーネの復興第一弾コレクションに登場した『ランゲ1』は、20年以上もスタイルを変化させることなく、受け継がれています。
独特なデザインが目に留まる?20年以上変わらない文字盤の特徴とは?
手に取り、最初に目にする文字盤には、オフセンターで配置されたダイアル。
時分がわかるメインダイヤル以外の空きスペースには、スモールセコンドやパワーリザーブの表示を収めています。デザイン性を追求した時計でありながら、視認性を高める実利的なデザインとなっています。
これは『ランゲ1』の独創的な顔が、デザイン先行で開発されていることを示します。更に、至る所に【ランゲ&ゾーネ】の伝統もつまっています。
文字盤上にアラビア数字で示された日付を表示するアウトサイズデイトは、初代ランゲである、アドルフ・ランゲ氏が師であるグートケスと共に開発したゼンパー歌劇場の5分時計から由来しています。
A. ランゲ&ゾーネの時計の裏側とは?ドイツらしさを感じることができるムーブメントの造り込み
合わせて、裏側をご覧いただくと最初に目に入る「4分の3プレート」は、安定性を高めるプレートとなっています。
ゴールドシャトンやテンプ受けに掘られたエングレービングは見応えがあります。
その一方で、組立て作業が必ずしも楽になるわけではなく、経験豊かな時計師でも、すべての軸の最適なあがきが決まるまで何度も4分の3プレートを取り付けては外す作業を繰り返さねばなりません。
更に、今度は職人の手焼きによって青く染められたビスを使用します。4分の3プレートに独特のグラスヒュッテストライプ模様を付け、最後のゴールドシャトンを光沢が出るまで磨き上げると、いよいよ時計師が最終的に時計を組み立てて、もう一度機構を調整します。
ランゲのピンクゴールドと呼ばれるK18ピンクゴールド
ランゲを代表する『ランゲ1』。カラーリングはホワイトゴールド、ピンクゴールドと2種類あります。
カラーリングの中でも、ランゲらしいと呼ばれる『ピンクゴールド』は、金無垢時計でありながらも肌なじみが良く、使いやすいのが特徴です。
シルバー文字盤と相性良く、さらっとお使いいただけます。
細部までのこだわりが見えるランゲの尾錠デザイン
時計本体だけに留まらず、尾錠やツク棒まで美しい研磨が施されています。
端から端まで手の掛かった抜かりのなさは、まさに「Never stand still(決して立ち止まらない)」を大切にしている、A.ランゲ&ゾーネならではの作り込みとなっております。
ぜひ、店頭でお確かめくださいませ。
A.ランゲ&ゾーネ(A.Lange & Sohne)
モデル名:ランゲ1
品番: LS1914AD 191.032
ケース径:38.5mm
防水:3気圧防水
ケース素材:K18ピンクゴールド