皆様、こんにちは。谷です。
昨日は2月の満月『スノームーン』でした。もっとも地球から月が離れていたようで、一番お月様が小さく見えるタイミングだそうです。
あいにく見逃してしまいました…。
さて、今回は1815アニュアルカレンダーについてご紹介です。
1815アニュアルカレンダーが出来るまで
1815アニュアルカレンダーは、2010年のに発売されたサクソニア・アニュアルカレンダーに続く第2作目のアニュアルカレンダーとして誕生しました。
サクソニア・アニュアルカレンダーとの違いとしてはパワーリザーブが46時間から72時間まで上がっていることや『1815 アニュアルカレンダー』では1プッシュで、日付、曜日、月およびムーンフェイズを動かすワンタッチ調整プッシャーがついてます。これは、1815アニュアルカレンダーに搭載された非常に便利な機構です。
2時位置にあるプッシャーを、止まってしまった日から経過した日数分を押すだけで調節することが可能です。
また、それぞれ(月、日付、曜日、ムーンフェイズ)に調整プッシャーもついているので、それぞれの動きをゆっくり見ながら調節したい方にもおすすめです。
ムーブメントにも魅力がたくさん。複数の魅力を持つ1815アニュアルカレンダー
ムーブメントにはA.ランゲ&ゾーネの伝統的なジャーマンシルバー(洋銀)でできた4分の3プレートやハンドエングレービングを施したテンプ受け。そしてブルースクリュー、ゴールドシャトン、赤いルビーの受石が美しい色の三和音をなしています。
ムーブメントの高さを最小化するために、巻き上げ輪列を上部に配置し、4分の3プレートから露出させることで高さ10.1mmを実現。アニュアルカレンダーですが、薄さはランゲ1と同じくらいと絶妙な高さです。
ランゲ1やサクソニアではなかなかご覧いただけないランゲのムーブメントの露出をこの『1815 アニュアルカレンダー』ではお楽しみいただけます。
裏蓋はシースルーバックになっており、A.ランゲ&ゾーネの伝統的な特徴が受け継がれています。
1、3/4プレート・・ムーブメントに安定性と耐久性を与える形状になっています。
2、ビス留め式ゴールドシャトン・・受け石を収めるゴールドの枠で、損傷したルビーの交換が容易に出来ます。
3、ブルースティールのネジ・・コーンフラワーブルーと呼ばれる鮮やかな青に美しく色づけされたネジ。
4、手彫りエングレービングを施したテンプ受け・・一つ一つ、職人によって手彫りにて施されたテンプ受け
5、チラネジ式テンプ・・金メッキを施した天輪で、部分的に純金製の調整用ビスが使われています。
まとめ
いかがでしたか?
どの時計も魅力的でありますが、1815アニュアルカレンダーの実用性はすべてのA.ランゲ&ゾーネの時計の中でも上位にランクインする1本かと思います。
文字盤とスモールセコンドのバランスや、それぞれの機構のデザイン性なども高く、ビジネスでもプライベートでも活躍する1本です。
是非店頭でお尋ねくださいませ。皆様のご来店をスタッフ一同お待ちいたしております。