皆様、สวัสดี ค่ะ(サワディカー)。谷です。
5月も残すところあと1週間。5月でこれだけ暑いと、6月はどうなるのでしょうか?
さて、今回のブログは番外編となります。
世界各国のA.ランゲ&ゾーネのブティックを覗いてみよう!ということで…。
私の趣味の1つが海外旅行なのですが、2020年1月に台湾に渡航して以来海外旅行に行けず…。2023年4月29日をもってコロナ前と同じように海外旅行ができる(一部の地域・国を除きます)ようになったので、3年ぶりの海外旅行!第一弾はタイ・バンコクへ!
仕事終わりに関西国際空港へ向かい、1泊3日の弾丸旅行を決行。昨日帰ってきました。笑
実は、A.Lange&Söhne ブティックはランゲの世界観をベースに、そのブティックに訪れたすべての方に楽しんでいただけるよう置いてあるモニュメントや飾ってあるアイテムが違うとか…。
せっかくなので、A.Lange&Söhne Boutique Bangkokにも足を運んで実際にブティックの方からそれぞれのモニュメントやアイテムヒストリーを語っていただきました!
まずは今回お邪魔したA.Lange&Söhne Boutique Bangkok の場所からご案内いたします。
A.Lange&Söhne Boutique Bangkokがある場所はどこ?
バンコク市内の中でも、ラグジュアリーブランドが一同に介するサイアム・パラゴンへ。日本でいう百貨店みたいな感じです。
メインフロア、通称M floor(エム フロア)と呼ばれる1階のハイブランドが並ぶ階にA.ランゲ&ゾーネブティック バンコクはございます。
海外らしいな〜と個人的に感じたのは建物の作り方。
室内ですが独立して店舗を作ることで、よりブランドストーリーやブランドの魅力を引き出しているように感じます。
スタッフの方だけでなく、ドアマンの方も優しく丁寧で、สวัสดี ครับ(サワディークラップ )と合掌してお迎えしてくださいました。
いざ、A.ランゲ&ゾーネブティック バンコクの店内へ!ブティックごとに違うのは本当だった!?
許可を得て、ショーケースも撮影させていただきました。
ショーケースの中で気になったのは、背景デザイン。
A.Lange&Söhne Boutique 大阪心斎橋の現在の背景とは異なり、時計ケースサイドのヘアライン仕上げや面取りのデザインなど様々でとっても楽しかったです。
四季ごとにさまざまな背景デザインが変わる日本のランゲブティックと違い、現在のランゲブティック バンコクではランゲの技術が楽しめるデザインに。
店舗前のビックパネルともデザインがマッチングされており、統一美を感じました。
また、時計壁面のデザインも時計のパーツやスモールセコンド、ランゲ1・タイムゾーンの世界24都市などランゲらしさを打ち出しながら、シックにまとめ上げてます。壁面デザインを濃淡のあるグレーで仕上げられているのが個人的にポイントが高いです。
A.ランゲ&ゾーネの歴史がわかるプライベートルームに潜入!
ここからは、A.ランゲ&ゾーネをさらに感じていただけるプライベートルームをご案内。
入ってすぐA.ランゲ&ゾーネと書かれた石壁が正面に見えます。
石壁の右側には地球儀やA.ランゲ&ゾーネの創業年である1845年と入ったアイテムがあります。
反対側の左側の真ん中の棚にはエングレービングが彫られたテンプ受けの表と裏が対になって飾ってあります。また、その周りをA.ランゲ&ゾーネを代表する仕上げが9種類が紹介されています。
実際に見てみると大きさもですが、テンプ受けにまでもペルラージュが施されているのに驚きました!
さらに、プライベートルームに入って左側には気になる展示物がいっぱい!!
左側の上から二つめの棚にはベルリンの壁が。
当ブティックにもありますが、一つとして同じものはないので各ブティックごとに違うベルリンの壁が置かれています。
ランゲブティックに足を運ばれた時にはチェックしてみてください!
ちなみに、タイではオレンジ色のペンキがついたベルリンの壁の一部がご覧いただけます。
また、ベルリンの壁石の下にはヒゲゼンマイの作り方が紹介されています。サイズ感が違いますが、当ブティックにもございます。
更に、その下には鍵が飾られています。
この鍵はA.ランゲ&ゾーネを語る上では外せません。
バンコク店のスタッフにお話をお伺いしたところ、4代目ウォルター・ランゲが東ドイツから西ドイツへ旅の手帳を持ち出す時、旅の手帳を保管していた箱を開けるための鍵です。と説明してくださいました。
この鍵がなければ、旅の手帳を手の上に乗せることができなかったのです。
A talk of memories(想い出話)
鍵のストーリーを聞き、私が「本物ですか?」と驚き気味で尋ねると「えぇ!」と返答が。
「ほんとに?すごい!」と驚いていると「ジョークです」ととってもフレンドリーに接してくださいました!
親切でフレンドリーなスタッフの方のおかげで楽しいブティック訪問となりました!!
今回はここまで!
次回は、プライベートルームの左棚・真ん中の列からご紹介していきます。
まとめ
とっても楽しかったブティック訪問!
ブティックごとに違うとは以前から聞いていたのですが、本当でした!
ランゲの世界観を感じながら、こんなにもブティックによって違うのか…。と驚きと同時に他の国や地域のランゲブティックにも足を運んでみたいと思います。
なによりも、その土地の文化や店舗のサイズ感に応じた展示物の違いが、大きな魅力を生み出していると感じました。
A.ランゲ&ゾーネの時計のキャリバーがどれも世界に一つしかない一点物であるように、ブティックも同じなのかなと感じたA.ランゲ&ゾーネブティック バンコクの訪問。非常に思い出深い海外旅行となりました!!
A. Lange&Söhne Boutique Bangkok log2 is coming soon…..