皆様、こんにちは。谷です。
本日は、クリスマスイブ!私は飛行機も好きで、アプリでよくどんな飛行機が上空を飛んでいるのか調べることが好きなのですが、今日はサンタさんが飛んでました!遊び心があり、ホリデーシーズンだなぁと感じさせてくれます。
さて今回は、デッキウォッチを現代に蘇らせた時計『リヒャルト・ランゲ』についてご紹介いたします。
名前がリヒャルト・ランゲの理由とは?
A.ランゲ&ゾーネでは、ランゲ1や1815,サクソニアなど様々なシリーズがありますが、『リヒャルト・ランゲ』と聞くと聞いたことがある・似たような何かを知っていると思われる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
『リヒャルト・ランゲ』という名前はその通り実際に実現されていた人の名前になります。
リヒャルト・ランゲが成し遂げたこととは?
彼は数多くの時計師を輩出したランゲ一族の中でも一番の発明家であり、同時に自らも優秀な科学者でありました。彼は時計計測技術の発展に先駆的な役割を果たしており、その敬意の証として『リヒャルト・ランゲ』が発表されました。
リヒャルト・ランゲが1930年に取得した特許件数は27件もあります。いかに彼が発明精神が旺盛だったのかがわかりますね。中でも、ベリリウムを添加した合金にはヒゲゼンマイの歩度を調節する効果があり、現在の機械式時計にも用いられています。
そんな彼の功績を称えて発表された『リヒャルト・ランゲ』は、最高水準の精度と高い視認性を突き詰めた1本になります。
リヒャルト・ランゲと呼ばれる時計に込めた想いと機構とは?
ランゲ自社のヒゲゼンマイは、リヒャルト・ランゲが発見した技術と最新の技術が融合されてでいています。更に、動力制御メカニズムやトゥールビヨン、チェーンフュジー機構などが精度を高めています。
『リヒャルト・ランゲ』のデザインには、「大型高性能科学観測用デッキウォッチ」の特徴が取り入れられいます。
1935年にランゲが発明したデッキウォッチのうち2個が、フリードリッヒスハーフェンにあったツェッペリン飛行船工場に納入されいます。航路決定や燃料の計算になくてはならい計器として採用されました。
(写真はA.ランゲ&ゾーネ ブティック 大阪心斎橋にある、ツェッペリン飛行船の模型です)
どんな人たちがリヒャルト・ランゲのモデルとなった懐中時計を使ったの?
また、研究機関や大学活動する科学者たちも、精度が極めて高いランゲのデッキウォッチに関心を示しました。当時時計は様々な実験の計測結果が信頼のおけるものとなるためには、その際に使用する時計の精度が決定的な意味を持っていました。18~19世紀には、南極探検隊を率いたエーリッヒ・フォン・ドリガルスキーをはじめとする多数の研究者および探索隊がデッキウォッチを利用しました。
まとめ
高精度の追及に心血が注がれた『リヒャルト・ランゲ』。
伝統的な分目盛りと細身のローマ数字のインデックスが往年のデッキウォッチのダイヤルを彷彿させます。
ぜひ店頭でご覧くださいませ。
皆様のご来店、スタッフ一同お待ちいたしております。