超絶な複雑機構と優美で個性の強いデザイン、ハイエンドブランドに相応しい風格で時計ファンを圧倒し続けるロジェ・デュブイ。エクスカリバーはその真骨頂ともいえるコレクションで、現代のスケルトンウオッチを代表する存在。星型のブリッジを中心として、ムーヴメント全体が中空に浮いているかのようなデザインは、機械式時計に精通していない人が見ても、それが高度な工芸品であることは一目みてお分かりになるだろう。
　表だけでなく裏からもその機構を視認することができる時計は世界でこれだけであり、仕上げを妥協することはない。ムーヴメントをそのまま見せることで装飾性を高めるという意味では、究極のモデルといえる。

　そんな、同ブランドの2022年最新作情報が届いたため、詳細をお伝えしたい。

 

　エクスカリバーシリーズの進化を彩る最新作である“エクスカリバー モノバランシェ”。この美しいタイムピースは、熟練の優れた時計職人と先見の明があるエンジニアの双方の力によって生み出されたモデルだ。

細部の仕上げまで職人が一つ一つ手作業で作り上げ精度だけでなく仕上げの美しさも検査基準となるジュネーブシールを取得しているタイムピースだ。

Ref.RDDBEX0954
価格：918万5000円
サイズ : 42(mm)
防水性 : 10 BAR (100m)

また今回の新作は2パターンでの展開となっている。

イーオンゴールド製ケースに60個のラウンドカットダイヤモンドが配された時計で、エンボス加工のパープルカーフレザーベルトが合わせられており、よりゴージャスなデザインのこの一本。
いずれも特許技術であるクイックリリースシステムを採用しており、簡単にベルトの交換が可能なため、シーンや気分に合わせて着け換えることができるのも注目すべきポイントだろう。

また今回ロジェ・デュブイ初となるフリースプラングテンプ採用モデル。脱進機にはシリコンパーツが取り入れられ、歯車の形状見直しと新しい潤滑油の採用によって、パワーリザーブをはじめとする基礎体力が底上げされている。オープンワークのダイアルには、同社を象徴する星形のブリッジが備えられており、面取りがしっかり施された立体的な造形と、その下から覗くムーブメントを楽しむことができる。ケースに使用されている素材は、同社が特許を取得した独自の合金であるイーオンゴールド。変色に強く、長きにわたって美観を保つことができる。スムースなベゼルのモデルの他、ベゼルにラウンドダイヤモンドをセットしたモデルが用意される。

Ref.RDDBEX0953
価格：9,900,000円
サイズ : 42(mm)
防水性 : 10 BAR (100m)