WOW|正規輸入時計専門店オオミヤのウェブマガジン

正規輸入時計専門店オオミヤのウェブマガジン

最新世代のサントス ドゥ カルティエで 王道ウォッチの魅力を再(初)確認!|関口 優

L9960118 最新世代のサントス ドゥ カルティエで 王道ウォッチの魅力を再(初)確認!|関口 優サントスMMのコンビモデル
ブレスレットの美しさが異次元です

先日、カルティエのサントス MM コンビモデルを購入しました。まさにこの11月にサイトをローンチしたHODINKEE Japan(ホディンキー・ジャパン) hodinkee.jp の編集長として、新たな気持ちで自分を奮い立たせるために思い切って買ったのですが、今回はこの圧倒的王道モデルの良さをレビューしたいと思います。

まず、僕としては小ぶりなサイズであるMMのしかも18K×SSコンビモデルをなぜ選んだのか、セレクトのポイントについて。

実はこれまで僕は、ドレスウォッチというものを持っておりませんで、元々は今年発表されたサントス-デュモンを購入予定でした。フルゴールドのモデルはまだ年齢的に気後れする部分もあり、程良いエレガンスが香るコンビモデルに目をつけていたというわけ。
実際お店に行くと、コンビのサントスやタンク・アメリカン、タンク ルイ・カルティエなどなど、色々と試着・提案をしてもらえるわけで、中でも光ったのがMMのサントス。個人的にはこのくらいのサイズは18cmほどの自分の手首にはやや小さいかな?と思っていましたが、スタッフさんいわく、そのくらいのサイズ感ならば黒い革ベルトに付け替えればドレス用途にも使えますよ、とのこと。これには膝を打ちました。事実、ケースの厚みも8.83mmしかなく、並のドレスウォッチより薄い仕上がりです。よりドレス寄りかつクオーツのサントス-デュモンのLMコンビモデルが7.3mm厚なので、自動巻きの時計としてはいかにサントスが薄くエレガントに作られているか、スペックの上からも分かります。

L9960097 最新世代のサントス ドゥ カルティエで 王道ウォッチの魅力を再(初)確認!|関口 優L9960070 最新世代のサントス ドゥ カルティエで 王道ウォッチの魅力を再(初)確認!|関口 優一方で、100m防水を備えていて、そもそもスポーツライクなサントスなので、ブレスやカラーレザーストラップならば日常的にも用途は広くなります。(というか、そもそもこの厚みで100m防水というのもスゴイですね)
購入時にブレスレットとカーフストラップがついてくるのですぐに交換して付け替えを楽しめますが、在庫と予算に余裕があればもう1色くらい違う色のレザーストラップを追加しておくとより楽しめると思います。(僕はブレスレットとグリーンのカーフ、黒のアリゲーターストラップという布陣で購入)

このサントスで導入された、カルティエのストラップ交換システムであるクィックシステムはまずまず使いやすいという印象で、たとえば忙しい朝イチにストラップを交換しても苦にならないレベルです。よくある、ストラップの裏面に付いたレバーを引っ張るタイプに比べて、交換用のスイッチも押しやすいし、ラグのところにストラップを入れ込む際にも簡単にはめられます。若干不安な点としては、バネ棒に引っ掛けたりするのではなく、ストラップ自体にアダプタが付いているようなシステムなので、ラグ部分やケースの一部に引っ掛けて傷つけないか心配があるというくらいですね。(普段見えない部分なので、気にすることもないですが)

L9960135 最新世代のサントス ドゥ カルティエで 王道ウォッチの魅力を再(初)確認!|関口 優
まるで一体型のようなサントスのケースとブレスレット。18K素材が、複雑なベゼル形状をより際立たせている
L9960128 最新世代のサントス ドゥ カルティエで 王道ウォッチの魅力を再(初)確認!|関口 優
18K製のビスは、伝統的なサントスを思い起こさせるデザイン

ブレスレットであれはスーツからジャケパンまで幅広く使えるのは想像できますが、意外にツボったのがグリーンのカーフストラップ。ここ数年、グリーンは時計だけでなくファッション業界でもトレンドカラーですが、時計のストラップとしてはまだまだ数が少なく、しかも発色が微妙なものばかりという印象でした。ただ、そこはさすがメゾン・カルティエ、少しカジュアルなステッチを施しながらも上品にまとめていて、外しすぎないカラーストラップとしてかなりいい出来栄えだと思います。僕は、ホワイトのニットなどに合わせていますが、茶系の洋服とかにも相性が良いでしょう。

L9960146 最新世代のサントス ドゥ カルティエで 王道ウォッチの魅力を再(初)確認!|関口 優

L9960104 最新世代のサントス ドゥ カルティエで 王道ウォッチの魅力を再(初)確認!|関口 優
18Kベゼルと高相性なグリーンのカラー

僕自身、王道を手にする初めての体験をしたわけですが、進化を続ける老舗は他の追随を許さないレベルで製品をアップデートさせていますね。このことを体感できたのもとても良かったと思っています。手持ちの他の時計に対する見方も変わり、より明確に使用シーンを妄想できる気がするので、まだの方はぜひ王道の一本を。
あえて改めて言わせてください。カルティエ・サントス、おすすめできます!

L9960076 最新世代のサントス ドゥ カルティエで 王道ウォッチの魅力を再(初)確認!|関口 優
やはりこのブレスレットは良い! これだけでも買う価値アリです
ホディンキー 日本版編集長関口 優
1984年生まれ。芸能雑誌やモノ情報誌「GetNavi」の編集を経て、2016年より時計専門誌「WATCHNAVI」編集長に就任。2019年には腕時計愛好家を魅了するライフスタイル・メディア「HODINKEE」日本版初代編集長に就任。まず自分が試すことをモットーとしており、腕時計を買い続ける日々を送る。