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ヴァンガードはキメすぎ注意! ラフな装いでこそ、光るんです|戸賀 敬城

このブログ連載も早いもので3回目。
今回は2014年にデビューした、
フランク ミュラー「ヴァンガード」をご紹介したいと思います。

フランク ミュラーといえば、
真っ先に思い浮かぶのが代名詞であるトノーケースや、
独創的な文字盤デザインですよね?

そんな個性的なデザインゆえ、
「自分にはちょっとハードルが高いかも…」
と食わず嫌いをしていた人も少なくないかと。
かくいう戸賀も、そんなひとりでした。
2016年、このヴァンガードを手にするまでは!

ヴァンガードはキメすぎ注意! ラフな装いでこそ、光るんです|戸賀 敬城 - FEATURING 戸賀 敬城 |IMG_8005

今回は時計の寄りカットから(笑)。

どうですか?
ヴァンガードのためだけにデザインされた
立体的なアラビア数字が力強く、迫力すら感じますよね。
どこか幾何学的な雰囲気もあって、
おしゃれというより、格好いいという言葉が似合う。

ボリュームのある大きなケースも相まって、
夏のシンプルなシャツ姿、短パン姿を
格上げするのにもってこいの時計なんです。

ヴァンガードはキメすぎ注意! ラフな装いでこそ、光るんです|戸賀 敬城 - FEATURING 戸賀 敬城 |2

こんな感じでね(笑)。
ベルルッティのリネンシャツに、
バルバのリネンショーツを合わせてみました。
オールデンのタッセルローファーは、
黒っぽく見えますがバーガンディのコードバンです。

ともすれば脱力しすぎてしまうリゾート風のカジュアルも、
腕元にヴァンガードのような少し遊んだ時計を添えれば、
瞬時に余裕のある大人へと格上げされるんです。

ヴァンガードはキメすぎ注意! ラフな装いでこそ、光るんです|戸賀 敬城 - FEATURING 戸賀 敬城 |IMG_8006

きっちりタイドアップしたスーツスタイルには、
さすがに存在感と遊び心が過ぎる時計だとは思う。

でも、こんなリネン混生地による
比較的カジュアルなヘリンボーンスーツをノータイで、
しかもシャツの第2ボタンまではずした着くずしたスタイルなら、
スーツにも合わせられるんです。
夜遊びを意識したスタイリングね(笑)。

スーツはナノ・ライブラリー。
リネンシャツはBRオンラインでいち押しのアヴィーノです。
ちなみにこのシャツ、タイドアップもノータイもキマる優れもの。

夏の短パンスタイルから夜遊びまで(笑)、
大人のカジュアルを格上げしてくれる時計が、
このヴァンガードなんです。

戸賀 敬城
1967年、東京生まれ。編集者。GDOブルーダー、BRオンライン、顧問。ラグブロ。編集長。ナノ・ユニバース メンズ・ディレクター、ヒルトン・アンバサダー。マクラーレン東京アンバサダー。PXGアンバサダー。学生時代からBegin編集部(世界文化社)でアルバイト、大学卒業後にそのまま配属となる。1994年Men’s Ex(世界文化社)の創刊スタッフ、2002年Men’s Ex編集長に。2005年時計Begin(世界文化社)編集長、及びメルセデスマガジン編集長兼任。2006年UOMO(集英社)エディトリアル・ディレクター就任。10代目MEN'S CLUB編集長。エスクァイアBBB日本創刊編集長。レクサスマガジン元編集長(ハースト婦人画報社)