幅広いブランドラインナップを展開するシチズンの中で最高級ブランドの一つとして位置づけされる『The CITIZEN』。
その中でもゴールドをケース素材に使用し、さらには文字盤に和紙を使った新作モデルが登場しました。

ザ・シチズンとは？

日本が世界に誇る時計メーカーのひとつ、シチズンの中でも最高級ラインのひとつである『ザ・シチズン』。
シチズン時計の創立65周年にあたる1995年に誕生したブランドで、「市民に愛され、市民に貢献する」という理念にいま一度原点回帰すべく、The CITIZENは当時のシチズンが持ちうる技術のすべてを結集し、腕時計の本質を追求した時計として多くのファンに愛されています。
【共に一緒に生きていく】というコンセプトをもち、所有者の過ごす様々な時間を共にし永く愛される時計をつくりたい、との思いから誕生しました。
本日ご紹介するのは2022年の新作限定モデルです。

ケースには18Kイエローゴールドを採用し上品な輝きを放ちつつ、文字盤には国の無形文化財にも指定されている手漉き和紙『土佐清帳紙』を使用し美しく上品な風合いを醸し出します。
また、搭載するムーブメントはシチズンが世界に誇る驚異の年差±1秒クォーツ『0100』。

驚異の年差±1秒高精度クォーツの秘密とは？？

クオーツ時計は、一定の周期で振動する水晶の特性を応用して、１秒１秒を刻んでいます。機械式に比べてはるかに正確なクオーツ時計ですが、実は温度や重力などの外部要因が水晶振動子に加わることで周波数が変化し、ごくわずかな誤差が生じます。通常の時計なら何も問題のない範囲ですが、１年間に誤差１秒以内の精度を追求しようとすると、わずかな誤差が無視できない大きな誤差になるのです。こうした誤差を解決するのが、温度や重力などの影響を受けにくい「ATカット型水晶振動子」と呼ばれる従来のの水晶振動子とは違った形状をしたものです。さらにこの水晶振動子をより周波数が安定するように6か月もの間エイジングをさせます。さらにエイジングさせたものの中から経時変化の少ない個体が厳選され仕様されます。
また、時計の温度によっても水晶振動子の周波数がかわります。これを1分間に1回（1日に1440回）の自動検温を行い、温度差による周波数変化を補正しています。

そしてクォーツモデルとしては珍しいシースルーバック仕様となっており、黒ルテニウムメッキを施したムーブメントが鑑賞していただけます。

18Kイエローゴールドがもつ高級感と、土佐清帳紙の簀の目（すのめ）と呼ばれる独特の模様が見せる濃淡や、繊維が絡み作り出す和紙の質感や風合いは一点ものの味わいがあり、それぞれがオンリーワンの存在感を放ちます。
限定50本のみの生産ですので、ご興味のある方は是非お早目に。