近年のトレンド?腕時計のベルトも進化しているのです!

時計のベルト交換には精密ドライバーやバネ棒外しといった工具が必要です。
しかしながら、近年は工具を使わずにベルト交換が容易にできるモデルが増えてきております。
oomiya和歌山本店の取扱いブランドでもカルティエやパネライ、IWC、フランクミュラーなどでそのようなモデルがあり、時計業界のトレンドの1つと言えるのではないでしょうか。

近年のトレンド?腕時計のベルトも進化しているのです! - メンテナンス 画像はタグ・ホイヤーのオウタヴィア。
ベルト裏側にあるレバーを下げるとストッパーも下がり、その間に時計本体にベルトを装着できる仕様となります。

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時計用のベルト専業ブランドでも、工具を使用せず容易に付け外しができるベルトがございます。
オーダーメイドでベルトの製作が可能なジャン・ルソーでは、クイックバレットというレバー付きのバネ棒が無料オプションとなります。(※ケース取付部分の幅が10mmから24mmに限ります。)

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既製品を幅広くラインナップするモレラートもジャン・ルソー同様に、クリッカーと呼ばれるレバー付きのバネ棒が装着されたベルトが多数あり、ご自身で容易にベルト交換ができます。

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多くの時計にはラグというブレスレットやベルトを取り付ける部分の内側に穴があります。

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この部分にレバーが付いていない側の先端を合わせます。

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爪でレバーを内側に移動させると、先端部分も内側に下がります。
下がっている間にベルトをラグの方へスライドさせると取付完了です。
このようなレバー付きバネ棒が装着されたベルトを複数所有しておけば、毎日違った表情の時計を楽しめるかもしれませんね。