IWCのリューズ~現在と過去を比較してみた~

ゼンマイの巻き上げや時刻・日付合わせの際に使用するリューズ。
IWCの時計で愛好家に人気のあるリューズが存在することをご存知でしょうか?

IWCのリューズ~現在と過去を比較してみた~ - IWC メンテナンス 現行モデルのリューズは中央にブランドネーム、上下にはプローブススカフージアの文字が入っております。
プローブススカフージアとは、シャフハウゼン(IWCの創業地)の優秀な、そして徹底したクラフトマンシップというブランド哲学を意味します。

IWCのリューズ~現在と過去を比較してみた~ - IWC メンテナンス パイロット・ウォッチ・マークXV(弊社スタッフ私物)のリューズ。
現行のリューズの前は魚のマークが入っていました。さらにアンティークな時計になるとヒレのあるよりリアルな魚が入ります。
魚マークのリューズは現在造られておらず、IWCの正規のメンテナンスを受けた際、技術者に交換が必要と判断された場合は現行のリューズに変更となります。
デザインが変わることを残念に思う愛好家の方も多いかもしれませんが、個人的には防水性を高めた最新のパーツを使ってくれるとは粋なブランドだと感じます。

IWCのリューズ~現在と過去を比較してみた~ - IWC メンテナンス もちろん魚マークはもちろん防水時計の証で、他ブランドでも裏蓋に用いられることが多いです。

IWCのリューズ~現在と過去を比較してみた~ - IWC メンテナンス IWCではブランド創業期から現行モデルまで製造されてきた全ての時計の部品や製造ノウハウが保管されております。
パーツを保有し続けることは企業にとって負担になってしまう為、パーツの保有期間を設けるブランドも多々あるなか、IWCはアンティークウォッチであっても修復可能となります。
メンテナンス面に関しても非常に注力しているIWC…2月2日までフェア中となります。是非店頭にてご覧ください。