クオーツの時計…止まるのが早くなった?

クオーツの時計で避けて通れないのが電池交換。
ムーブメントにより異なりますが、1年半から3年ほどで交換が必要となります。
時計のメンテナンスにお越しのお客様で、最も多く相談されることの1つが電池交換です。
止まったまま放置しておくと電池が漏液してしまい、時計に甚大なダメージを与えてしまうので、時計が止まったらなるべく早く電池交換しましょう。

クオーツの時計…止まるのが早くなった? - メンテナンス 時計にはどのような電池が使用されているのか?
2種類に分かれ、1.55Vの酸化銀電池と、3Vのリチウム電池になります。クオーツの時計…止まるのが早くなった? - メンテナンス 酸化銀電池は2針や3針のシンプルな時計に、リチウム電池は多機能な時計やデジタル表示の時計に用いられることが多いです。
クロノグラフやバックライトやアラームなどを備えた時計の場合、機能を多用すると電池も多く消費してしまうので注意が必要です。
デジアナの時計で、複数の酸化銀電池が用いられているムーブメントもよく見るようになりました。

クオーツの時計…止まるのが早くなった? - メンテナンス 多くのメーカーが電池を取り扱っておりますが、未使用であれば電池の容量は同じです。
以前までと比べ、止まるのが早くなった気がするという経験はありませんか?

クオーツの時計…止まるのが早くなった? - メンテナンス ムーブメントも経年劣化します。
パーツの不具合や汚れ、潤滑油の劣化など時計の不動や精度不良、消費電流の過大に繋がる要因が多々ございます。
クオーツの時計にも機械式同様、定期的なオーバーホール(分解掃除)が必要です。
取扱いブランドのメンテナンスも承っております。是非ご相談ください。
※購入店などにより、ご対応いたしかねます場合がございます。予めご了承ください。