チューダーの知られざる歴史を継承する「ブラックベイ P01」

いつも仙台店のブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
本日ご紹介するのは1960年代後半にアメリカ海軍にチューダーが提案したモデルを元に製造した「ブラックベイ P01」でございます。
当時チューダーがアメリカ海軍に提供していた「オイスター プリンス サブマリーナー」に代わる新たなモデルの開発を始め、「コマンドー」のコードネームで進められ製造されたプロトタイプのモデルを50年の時を経て製品化した時計です。
4時位置に配置したリューズやケース上下のエンドリンクは当時のモデルの仕様を忠実に再現しております。12時位置のエンドリンクはヒンジ仕様で開くようになっており接合部のカバーをするとともにベゼルを誤作動で回転しないようロックする役割を備えており、1968年に特許申請を行ったものです。

ストラップはP01のために開発されたもので、ラバーをベースに「スノーフレーク」のモチーフを背面に配し、ブラウンのレザーでトリミングを施しています。肌に当たる面がラバーの為、汗を吸収することが無く、シーズンを気にせず着用していただくことができます。
チューダーの知られざる歴史を知ることができるモデルで、アメリカ政府からの厳しい要望をクリアした実績を彷彿させる素晴らしいスペックを誇る実用性バツグンの時計です。是非、店頭にお越し頂きご覧になってはいかがでしょうか。

モデル名:ブラックベイ P01
品番: M70150-0001
ケース径:42mm
ケース素材:ステンレススチール
ムーブメント: 自動巻き(マニュファクチュール キャリバー MT5612)
パワーリザーブ:約70時間
防水:200m防水
価格:¥454,300-(税込)

*チューダーについて
チューダーは独自の価値とともに洗練されたスタイルと、確かな信頼性を約束する機械式時計を提供するスイスの時計ブランドです。チューダーの起源は1926年にまで遡り、この年ロレックスの創立者ハンス・ウイルスドルフの代理で、スイスの腕時計メーカーが「チューダー(The Tudor)」を初めて登録。その後、1946年ハンス・ウイルスドルフは、ロレックスの品質と信頼性を有し、先駆者を備えた腕時計を製造するために、モントレ チューダーSAを設立、自身の名義で再登録した。チューダーの腕時計はその歴史において、最も果敢に活動する冒険家や熟練のプロフェッショナルたちに選ばれてきた。ブラックベイ、ペラゴス、スタイルといった象徴的なモデルをラインナップし、2015年以降、多様な機能を搭載した機械式マニュファクチュールムーブメントモデルを世に送り出している。

*TUDOR is #BornToDare
#BornToDare とは、意訳すると“型破りな精神“や“天性の変革者“という意味。
昔も今も変わらない哲学は、ブランドの歴史を語る上で欠かすことができないものである。
チューダーの腕時計は、数々の冒険家たちに愛され、陸海空、時には氷上などに過酷な環境下でさえ正確に時を刻み続けてきた。それは創業者のハンス・ウイルスドルフ自身の哲学ともいえる。彼にとって真の実用時計とは、過酷な環境に耐え得ることはもちろん、現代的でありことでライフスタイルを表現できるものでなければならなかった。それは現在のチューダーが持つ先駆的なクリエイティビティへと通じている。その哲学のもと、チューダーは腕時計業界において様々な偉業を成し遂げてきた。
チューダーの#BornToDareの精神は様々なアンバサダーを通じて世界中に届けられ、彼ら自身もその哲学を自ら体現し続けている。