皆様こんにちは、パネライ 大阪心斎橋ブティックの菊池です。
以前の記事“『ルミノール』『ルミノール1950』2種類のケースの違いを見ていきましょう!”のブログが大変好評を頂きましたので、今回はラジオミールの違いについて見ていきたいと思います。
まずは2種類の時計を見てください。『ルミノール』の場合はパッと見ただけでは違いが判りにくかったと思いますが、『ラジオミール』の場合は判りやすい部分もありますね。
ではまずケースの横(9時側)から見ていきましょう。
『ラジオミール』は上下が綺麗に対称で、流線形に作られています。角が無く、スーツの袖口などに引っ掛かりにくく、とても機能的です。『ラジオミール1940』は曲線の美しさは同じですが、下部分の曲線が急になっており、上下非対称。『ラジオミール』に比べてスリムでケース厚が抑えられている分、実用的です。
次はリューズ側から見ていきましょう。
『ラジオミール』の方は、20世紀前半のミリタリー系に多く見られた逆三角形リューズ。厚手のグローブをはめたままでも操作しやすいクラシカルで実用的な形状をしています。
『ラジオミール1940』は一般的でモダンな円筒型をしています。サイズは大きめで、コインエッジを刻むことで操作性を高めています。
次はラグ部分です。
『ラジオミール』は各シリーズの中で唯一の取り外し可能なワイヤーループ型。本体にあるループ差込部分をネジで留めるこの方式は特許を取得している独自の機構。ワイヤーループはスマートな印象になりますので、実サイズより少しスマートに感じます。
『ラジオミール1940』は、ケースサイドの流曲線の流れに沿ったような形状で下辺は長く、細い形状をしています。腕に綺麗に沿うように、ストラップの結合部を出来る限り外になるようにこの形状になっています。
いかがだったでしょうか?
一見同じように見えて、各シリーズで形状が大きく異なります。是非、自分に合ったモデルを探しにいらしてください。
ラグジュアリー・ライフスタイルホテル『W大阪』1階、オフィチーネ パネライ大阪心斎橋ブティックにパネライの世界観を体感しにいらしてください。皆様のご来店を心よりお待ちしております。