往年のデッキウォッチをベースとして作られた A.ランゲ&ゾーネ「リヒャルト・ランゲ」

往年のデッキウォッチをベースとして作られた A.ランゲ&ゾーネ「リヒャルト・ランゲ」 - A.LANGE&SÖHNE(取扱い終了)

本日は、センターセコンドを採用したA.ランゲ&ゾーネの「リヒャルト・ランゲ」のご紹介。

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最高水準の精度と理想的な視認性という点において、リヒャルト・ランゲは、A.ランゲ&ゾーネがかつて製作した科学観測用デッキウォッチの伝統を受け継ぐモデルです。

リヒャルト・ランゲは、科学観測用デッキウォッチという歴史あるジャンルの時計を現代に蘇らせます。デッキウォッチは高い精度、良好な視認性および堅牢性により、18世紀および19世紀にかけて数多くの著名な科学者や研究者、探検家にとって必要不可欠な高精度計器でした。 このファミリーの名は、時間計測技術の発展に先駆的役割を果たしたリヒャルト・ランゲへの敬意の証しです。

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18~19世紀には、南極探検隊を率いたエーリッヒ・フォン・ドリガルスキーをはじめとする多数の研究者および探検隊がデッキウォッチを使用した。図版:ライプニッツ地誌研究所(在ドイツ・ライプツィヒ)

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リヒャルト・ランゲ(1845~1932年)は精密時計の精度向上に多大な貢献をし、27件もの特許を出願しました。

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リヒャルト・ランゲ ファミリーでは、最高水準の精度と望み得る最善の視認性という二つの指標が最優先されています。ランゲ自社製ヒゲゼンマイは、高精度を達成する技術力を象徴するもので、極めて安定した歩度を保証します。このヒゲゼンマイには、ランゲのマイスターたちが科学的な測定方法を用いて得た最新の研究結果と、リヒャルト・ランゲが発見した技術が融合されています。

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リヒャルト・ランゲ ファミリーのデザインは2系統に別れますが、ベースはいずれも往年のデッキウォッチです。リヒャルト・ランゲのデザインには、「大型高性能科学観測用デッキウォッチ」の特徴を取り入れています。

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このデッキウォッチで、A.ランゲ&ゾーネ精密時計の開発はクライマックスに達しました。1935年にはその時計が2個、フリードリッヒスハーフェンにあったツェッペリン飛行船工場に納入されています。航路決定や燃料の計算になくてはならない計器として採用されたのです。また、研究機関や大学で活動する研究者たちも、精度の極めて高い時計に大きな関心を示しました。なぜなら、さまざまな実験の計測結果が信頼のおけるものとなるためには、その際に使用する時計の精度が決定的な意味を持っていたからです。

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このリヒャルト・ランゲのデザインは、下の「大型高性能科学観測用デッキウォッチ」のデザインを現代風に解釈したものです。

 

 

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シルバー無垢のダイヤルには、リヒャルト・ランゲの時代にデッキウォッチに使われていたのと同じスマートな印象のローマ数字が使用されています。

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1868年に工房の経営を受け継いだリヒャルト・ランゲは、その知識と発明で精密時計技法を発展させました。

この時計の精度の基盤をなしているのは、1時間に21,600回振動する自主開発・自社製のヒゲゼンマイです。ブルースチールのセンターセコンド針が、ダイヤルと鮮やかなコントラストをなしています。

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リューズを引き出すと、その針が即座に停止します。そのおかげで時計の時刻を秒単位で正確に合わせることができます。

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モデル名は時間計測技術の発展に先駆的役割を果たしたリヒャルト・ランゲへの敬意の証しです。ベースとなっているのは20世紀前半にランゲの名声を高めた科学観測用デッキウォッチ。

往年のデッキウォッチをベースとして作られた A.ランゲ&ゾーネ「リヒャルト・ランゲ」 - A.LANGE&SÖHNE(取扱い終了) シルバー無垢のダイアルには、リヒャルト・ランゲの時代にデッキウォッチに使われていたものと同じく、クラシカルな印象のローマンインデックスが採用され、視認性と時計の精度を優先して作られたモデル。

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F. A. ランゲの長男として生まれたリヒャルト・ランゲは、数々の発明と特許技術で高級時計産業の発展に多大な貢献をしました。

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最も重要な発見は、ベリリウムをヒゲゼンマイの材料である合金に添加するというもので、今日までほぼすべての機械式高級時計に使用されている製法です。これは高級時計産業にとって精度の向上をもたらすもので、リヒャルト・ランゲは1930年にこの製法の特許を取得しました。

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ケースバックは、シースルーバックの仕様となっており、美しい仕上げを施した洋銀製ムーブメントをご覧頂けます。中心に目立つポッコリ浮き上がったプレートは4番車からの歯車の動きを中心に介す役割となっており、センターセコンドの機構を果たすことになります。

センターセコンド用の輪列は、4分の3プレートと独立した受けとの間に取り付けられており、サファイアクリスタルのシースルーバックを通して見ることができます。

往年のデッキウォッチをベースとして作られた A.ランゲ&ゾーネ「リヒャルト・ランゲ」 - A.LANGE&SÖHNE(取扱い終了) ひとつひとつ時間をかけて丁寧に仕上げられたパーツは息を吞む美しさです。

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ヒゲゼンマイは機械式時計の心臓部であり、歩度の正確さを左右する重要な部品です。そのリボンのような金属帯の厚さがわずか0.001ミリ狂うだけで、ゼンマイの種類によっては、歩度が1日あたり約30分も変わってしまいます。ヒゲゼンマイの製作は、精密時計の工程の中でも最も難しい工程に数えられます。それにもかかわらず、寸法公差は0.0005ミリという驚嘆に値する精密さです。ヒゲゼンマイを内製できるマニュファクチュールは世界中でもほんの一握りしかありませんが、ランゲはそのうちの1社であり、製造されるヒゲゼンマイの品質が特に高いことで知られています。A.ランゲ&ゾーネでは、特殊な計算式を用いて、キャリバー1個1個に対して最適なヒゲゼンマイを作っています。

今なら店頭にてご覧いただけますので、是非気軽にお立ち寄りください。

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ブランド名:A.ランゲ&ゾーネ
商品名:リヒャルト・ランゲ
品番: LS2324AD
ムーブメント:手巻きキャリバーL041.2
ケース素材:K18ピンクゴールド
ベルト:手縫いのアリゲーターベルト
サイズ:40.5mm
防水:3気圧防水
価格: ¥4,114,000-(税込) 

A.LANGE&SÖHNE(A.ランゲ&ゾーネ)について
ドレスデン出身の時計師フェルディナント・アドルフ・ランゲは、1845年に時計工房を設立し、ザクセン高級時計産業の礎を築きました。彼が製作した価値の高い懐中時計の数々は、今でも世界中のコレクター達の垂涎の的となっています。第二次世界大戦後、東ドイツ政府によりA.ランゲ&ゾーネは国有化され、一時はその名が人々の記憶から消え去ってしまうかと思われました。しかし1990年、フェルディナント・アドルフ・ランゲの曾孫ウォルター・ランゲがブランドを復活させます。現在では、ゴールドまたはプラチナケースを使った腕時計が、毎年数千本のみ製作されています。A.ランゲ&ゾーネの時計には必ず、自主開発され、手作業で入念な装飾と組み立てを行なったムーブメントが搭載されています。1994年以降に開発された自社製キャリバーは62個を数え、A.ランゲ&ゾーネは世界でも最高峰の地位を確立しました。その代表作には、一般モデルとして初めてアウトサイズデイトを搭載しブランドを象徴するモデルとなったランゲ1や、瞬転数字式時刻表示を搭載したツァイトヴェルクがあります。稀に見る複雑機構を搭載するツァイトヴェルク・ミニッツリピーター、トゥールボグラフ・パーペチュアル”プール・ル・メリット”、トリプルスプリットは、受け継がれてきた時計作りの技をさらに高めようとするA.ランゲ&ゾーネの真摯な姿勢を体現した時計です。

他にも、A.LANGE&SÖHNE(A.ランゲ&ゾーネ)を多数店頭にて取り揃えております!
ぜひこの機会に、A.LANGE&SÖHNE(A.ランゲ&ゾーネ)のコレクションをご覧ください。ご試着も可能ですので、お気軽にお申し付けください。

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