オートマタの世界

オートマタをみなさんご存知でしょうか?

オートマタとは『機械人形』を指します。もちろん電気などは使わずに機械で動く人形です。オートマタの世界-Bell&Ross -R1174500

オートマタ(Automata 、複数形)、オートマトン(Automaton、単数形)は、主に18世紀から19世紀にかけてヨーロッパで作られた機械人形ないしは自動人形のことです。

なかでも有名なのは、スイスのラ・ショー・ド・フォン出身の時計師ピエール・ジャケ・ドロー。この名を知る方は相当な時計ファンの方ではないでしょうか。オルガン弾き、絵描き、書記の3体からなる彼の自動人形一座は、ルイ16世の宮廷をはじめヨーロッパ各地で公開され、一世を風靡する人気を博したといわれます。ただ単に精巧な技術だったからだけではありません。音楽・絵画・文章と、人間の精神活動を象徴する行為を機械化したジャケ・ドローの作品は、まさに18世紀の機械式論的自然観の産物です。オートマタという言葉は、アンティークウォッチファンの方に詳しい人には、からくり仕掛けをもつ機械式時計も同じ言葉で呼ばれていることをご存知でしょう。からくり仕掛けの有無に関わらず機械式時計と自動人形はメカニズム的に共通する点がとても多いです。そのせいか、ジャケ・ドローをはじめ、歴史に残る自動人形製作者のほとんどが時計師だったそうです…

さて、今回は、そのオートマタの機構を採用したベル&ロスの時計のご紹介。

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一見したところ、これまでのスカルと同じようにレリーフ仕上げの精巧なスカルが中央に配置されていますが、実はこのスカルが動くのです!
 
なんと”笑います”!
 
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スカルというと、その歴史から死を連想させ、タリスマン的なお守りの意味もある半面、やはり恐ろしいものというイメージが強いですね。そこで、クリエイティブ・ディレクターのブルーノ・ベラミッシュが、「じゃあ、笑うスカルを作ったらどうかな?」ということでプロジェクト一気に動き出したそうです。
 
開発サイドは相当大変だったそうですが、ベル&ロスの新しいキャリバーBR-CAL.206を開発し、リューズを巻き上げる動力によって、スカルの下顎が上下に動き、まるで笑っているように見えます。その楽しみは、リューズを巻く人、そして横にいるパートナーからも眺め他時に楽しんでもらえる特別なものになります。
 
そして、12時位置のスカルの頭にはあえてテンプを配置し、まるでスカルの”脳みそ”のようなのです。ここにもユーモアが生かされています。
 
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ケースバックからはスカル型に仕上げられた手巻きムーブメントも眺められます。
 

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従来からある4隅を支える骨のモチーフは、今回時計の内部でもブリッジとして、メインプレートをケースに固定する役目を果たし、まるでスカルがケース内で浮かんでいるような視覚効果まで実現しています。
 

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ベゼルに394個のダイヤモンドは取り付けた、貴重な世界限定99本のモデルです。マロンアリゲーターストラップなので、より一層エレガントに且つ唯一無二の存在感を引き出してくれます。ぜひ実物を店頭でご覧ください。

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品番:BR01-SKULL-SK-FLD
ケース径:46mm
手巻き式
防水:100m
価格:3,960,000円(税込)