皆様こんにちは。中原です。
2024年、ベル&ロスより人気のBR05シリーズ待望のセラミックケースを採用したモデルが発表され瞬く間に人気のモデルとなりました。

ケースからブレスレットまでブラックで統一され、男らしい引き締まった印象に加え、傷も付きにくく軽量、さらには他のスイス時計ブランドに比べて価格がお買い得？ということもあり、oomiya京都店でも非常に人気を集めております。

本日は先日簡単にご紹介させていただいた【ベル＆ロス】の新作について嚙み砕いてご紹介させていただければと思います。
モデルによって仕様も違いますので、各モデルの共通点であったり違っている部分などご説明させていただきます。

BR05シリーズ初のブラックセラミック

【ベル＆ロス】は航空機器や、ミリタリーなどからインスパイアされたモデルを多く輩出してきたブランドです。
そんな【ベル&ロス】ですが、これまでBR01やBR03、BR05といったシリーズを製作しておりBR01やBR03といったシリーズでhブラックセラミックが使用されているものもありましたが、今回は初めてBR05シリーズに採用された記念すべきモデルです。

BR05シリーズはBR01やBR03と比べてもケース径が小さく、よりすたいりっゆに装着できるモデルとして人気を博しています。
セラミックという素材は、軽量且つ傷に強い耐傷性を誇りますので航空業界でも重宝されており航空計器からインスパイアされたモデルが多い【ベル&ロス】にとってこのモデルの登場は必然的だったと言えると思います。

綺麗な仕上げ

今回は限定モデル1種類とレギュラーシリーズ4種類の計5種類のモデルが発表されました。
世界限定500本の「BR 05 スケルトン ブラック ラム セラミック」はケースやブレスレット全体がマットな仕上げとなっております。
黒ともグレーともいえるようなセラミックの仕上げがとても美しい仕上がりとなっています。
他のセラミックモデルと比較しても落ち着いた色合いとなっていますので、どんな服装にも合いそうなところがいいですね！

通常モデルとして登場した「BR05 ブラックセラミック」や「BR05 スケルトン ブラックセラミック」はきれいなポリッシュとヘアライン仕上げと言って髪の毛をイメージしたような細かなラインが全体的に施されたメリハリのある一本となっております。
セラミックという素材は、とても硬く加工がしにくいことでも知られておりますが【ベル&ロス】の今回のモデルはポリッシュ（艶あり）やヘアライン仕上げといった手間ひまを惜しまない仕上げが特徴的なモデルとなっています。

インデックス

限定モデルと通常モデルの特徴的な違いの一つにインデックスが挙げられます。
通常モデルの方は白のカラーが、限定モデルのほうは黄緑のようなラムカラーが特徴的です。
どちらも夜光塗料が塗られておりグリーンに発光はしますが、限定モデルは最初から発光したこのカラーのインデックスになっているようなイメージです。
今回の【ベル&ロス】の時計を見ていて私個人として思う事ですが、色の使い方がとても上手いなと感じます。
黒の時計と白のインデックスのモノトーンな感じは勿論、ラムといった差し色ともいえるカラーもとても綺麗に見ることが出来ます。
これだけ良いものが多いと逆に迷ってしまうのが難点ですね。

ムーブメント

今回はスケルトンモデルや、通常の3針タイプでもシースルーバックとなっており表や裏からでもムーブメントを見ることが出来るようになっております。今回のムーブメントは「Cal.BR 322-1」というキャリバーを搭載しています。
ブラックルテニウム加工と言って黒いメッキ処理を施されたムーブメントは時計全体のバランスを崩すことなく、表から見たときもシックで美しい印象を与えてくれます。
また性能もこれまでのBR05シリーズより向上しており、一番わかりやすいところでいえばパワーリザーブ（駆動時間）がこれまでの40時間から54時間に伸びており実用性の面で見ても選んでいただきやすいモデルだと思います。

装着感

ケースサイズは全て41mmとなっております。
これまでのBR05シリーズは3針のタイプだと40mmとなっていました。
何故ケースサイズを大きくしたか？これまでと同じサイズで出せばよかったのではないか？
そう思われる方も多いと思います。しかし1mm大きくした理由はしっかりとございます！
ブラックは視覚効果によって小さく見えてしまいます（白は膨張色で大きく見えるのと逆で）
だからわざわざケースのサイズを1mm大きくして、視覚特性を補うことを目的にしています。
1mm大きくなったから着け辛くなるということは全くなく、ブレスレットの可動域もしっかりととられておりますしラバーの設定は自分の腕によくフィットしますので装着しやすい時計だと思います。

まとめ

ベル&ロス BR05 シリーズ初めてのセラミックモデルは
通常のモデルであればヘアライン仕上げとポリッシュ仕上げを組み合わせた高級感、上品な印象。
世界500本しか生産されていない限定モデルは マットな質感で漢らしい印象。
どちらも同じ41mmケースですがオールブラックに仕上げることで引き締まった印象を与えてくれます。

文章や写真では伝わりにくい部分もございますので、ご来店の際には是非、お手にとって五感で確かめてみてくださいね。
oomiya京都店は京都・滋賀エリアで【ベル&ロス】唯一の取り扱い店です。
皆様のお越しをスタッフ一同お待ち申し上げております！