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今回ご紹介する時計は、タグ・ホイヤーを語る上で欠かせない名機「モナコ キャリバー11 クロノグラフ」をご紹介いたします。

遡ること1969年。モナコは世界に向けて衝撃的デビューを果たします。
それは、世界で初めての防水機能を備えた角型時計であり、世界で初めての自動巻きクロノグラフ。
この2つの金字塔は今でも歴史的快挙として語り継がれています。

そんな時計史に名を残す初代モナコのデザインを忠実に再現した復刻版がこちらのモデル。
1970年に放映された「栄光のル・マン」の劇中に、主演である “スティーブ・マックイーン” が着用した特別なモデルです。
伝説的スターの影響は凄まじく、世の男性の憧れの時計として話題になりました。

リューズが左側にあるのが特徴で、当時はムーブメントの設計上やむを得ず左側にリューズが設置されたのだとか。
そんなリューズの位置まで完全に再現されているのが、「キャリバー11」モデルです。
今となっては珍しい配置でもあるので、左リューズのモナコはかなり人気が高いです。

ブルーの文字盤にレッドのポイントカラーやインデックスバーが横向きの配置なのも初代モデルと変わらず再現。
ヴィンテージ時計ならではの個性を感じます。

裏蓋からは歴史ある “キャリバー11” を思う存分ご堪能いただけます。

カーフストラップにパンチング加工を施し、レーシング感を演出。