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自分がなぜその時計を選んだかが問われる時代

自分がなぜその時計を選んだかが問われる時代 - 戸賀 敬城 |d8f668bf63763182d20e71080d30cee3-830x553TEXT by Hirokuni Toga


自分がなぜその時計を選んだかが問われる時代

機械式時計を選ぶ楽しみは、やはり自分のライフスタイルやファッションになじんだモデルを探すこと、それを着けることにあると思うんです。時計そのものしか見ておらず、どこそこのブランドの時計を着けている、で終わってしまってはもったいないですよね。アンダー5万円でも買えてしまうくらい機械式時計が当たり前になって、機械式であればいいなんてことは言えなくなりました。また、選べる価格帯も広くなっている今、自分がなぜその時計を選んだかが問われる時代になったと思います。また、マニュファクチュールを標榜するブランドも増えている今、時計業界の盛り上がりを感じています。

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買ったときのやりとりまで大切に覚えています

自分に似合う時計を探す、そして時計に負けない自分になる。そのためには学ぶことも多いですけど、それもまた楽しい。それをサポートしてくれるのが、oomiyaさんのような実力派の時計ショップでしょう。

これまでoomiyaさんの本店には5回ほどお邪魔していますが、印象として「時計のセレクトショップとしていいポジションを築いているな」と感じています。コストパフォーマンスに優れた機械式時計はもちろん、ド級の複雑機構時計まで、ブランドにしてもモデルにしてもoomiyaさんが揃えるラインナップは、まさにパーフェクト。人気のモデルであっても文字盤の雰囲気ひとつで、急に欲しくなくなってしまうことがありますが、oomiyaさんはそんな“選び”がとても上手いんですね。欲しくなくなることがないから、ある意味、危険ですが(笑)。

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また、スタッフもいい。時計に関する知識はまさに時計専門誌並みでいて、みなさん愛嬌もある(笑)。初めてのショップ訪問のときから、フレンドリーにいろいろなことを聞くことができました。これまでoomiyaさんで、ロレックス、ゼニス、ブライトリングを買ったんです。そのモデルたちはすべて大切にしていますが、買ったときのやりとりまで大切に覚えていますよ。今も狙っているモデルがあるんですが、買うならやっぱりoomiyaさんかな。

戸賀 敬城
1967年、東京生まれ。編集者。GDOブルーダー、BRオンライン、顧問。ラグブロ。編集長。ナノ・ユニバース メンズ・ディレクター、ヒルトン・アンバサダー。マクラーレン東京アンバサダー。PXGアンバサダー。学生時代からBegin編集部(世界文化社)でアルバイト、大学卒業後にそのまま配属となる。1994年Men’s Ex(世界文化社)の創刊スタッフ、2002年Men’s Ex編集長に。2005年時計Begin(世界文化社)編集長、及びメルセデスマガジン編集長兼任。2006年UOMO(集英社)エディトリアル・ディレクター就任。10代目MEN'S CLUB編集長。エスクァイアBBB日本創刊編集長。レクサスマガジン元編集長(ハースト婦人画報社)