“時刻を表示する”という基本機能だけでなく、伝統工芸品として熟練職人の手で1本ずつ命を吹き込まれる機械式時計。それは美しさ、伝統、機能やデザインに加え、伝統的職人技と革新的テクノロジーが融合した逸品である。

そして本格機械式時計の世界を深く味わうなら“マニュファクチュール”は外せないキーワードだ。高精度を徹底的に追求する姿勢はもちろん、仕上げの美しさや伝統的な機構など、その完成度の高さを是非体感して欲しい。

ドイツ最高峰の時計メーカーとして名高いA.ランゲ＆ゾーネ。その歴史はザクセン王国の首都ドレスデン郊外に、宮廷時計技師のもとで修行し欧州各国で技術を修得したアドルフ・ランゲが創業し、19～20世紀にかけドイツ時計の頂に君臨したことに始まります。

既成概念を打ち破るような時計を世に送り出したいというアドルフ・ランゲの理念は今もなお、制作される時計の一本一本に息づいています。素材の表面をそのまま生かした洋銀製の4分の3プレートや、ビス止め式ゴールドシャントンにはめ込まれた受け石、ブルースチール製のハンドなど、どれもがかつてのA.ランゲ＆ゾーネの懐中時計にも搭載されていた要素ばかりです。

およそ260年以上、一度も途絶えることなく継続する”世界最古の時計ブランド” ヴァシュロン・コンスタンタン。常に最高の品質を追求することを信条とし、デザインから仕上げに至るまで、製造過程のあらゆる段階の工程にその理念を反映させています。

最高の品質を追求し続ける姿勢は、精細なメカニズムを支える原動力となっています。高度な技術は、デザインにも活用されており、部品の組立やあらゆる検査の過程でも、高い品質を保証するための入念なアプローチが行われています。

ロジェ・デュブイは1995年の創業以来、高級時計業界の中で非常に重要な地位を占めてきました。21世紀に根ざした大胆なクリエーションの中には、美しい機械を作るノウハウと技術が込められているのです。

マニュファクチュールであるロジェ・デュブイは、高度な技術と見事に洗練されたメカニズムの融合を体現しています。 ロジェ・デュブイの全てのムーブメントは、ジュネーブの優れた時計製造の伝統を継承し、手作業で丹念に仕上げられた数百個の部品を使用して製造される見事な作品となっています。また、それぞれのムーブメントに刻印されたジュネーブ･シールが、その性能を証明しています。