腕時計の便利機能カレンダー、操作にはご注意を

多くの腕時計に搭載されているカレンダー機能。
大変便利な機能で、業務中に伝票を作成する際など、私もよく腕時計で日付を確認します。
腕時計の便利機能カレンダー、操作にはご注意を - メンテナンス 機械式時計は使っていないと止まる為、カレンダー操作をする機会がクオーツの時計より多いです。
腕時計の便利機能カレンダー、操作にはご注意を - メンテナンス カレンダー機構には24時間で1周し、カレンダーディスクを1日進める<日送り車>と
腕時計の便利機能カレンダー、操作にはご注意を - メンテナンス カレンダーディスクを単独で回転させる<早送り車>があります。

久しぶりに時計を使う際や、月初に日付が合っていない場合にリューズでカレンダーのみを動かすという操作は、機械式時計をお持ちの方の多くが経験したことがあると思います。
その際に働いているのが<早送り車>なのです。
腕時計の便利機能カレンダー、操作にはご注意を - メンテナンス 上の画像では日送り車の突起がカレンダーディスクと近い位置にあることが分かります。
多くの機械式時計では20時から3時頃までが、日送り車とカレンダーディスクが噛み合った状態になり、カレンダー早送り禁止時間帯となります。
この状態でカレンダーのみを単独で動かしてしまうと、日送り車の突起が折れてしまい、カレンダー機構が正常に機能しなくなります。
カレンダー操作をする際は、必ず時間の確認をしてください。
腕時計の便利機能カレンダー、操作にはご注意を - メンテナンス カレンダー早送り禁止時間帯が無い時計も存在します。
2009年に登場し、バリエーションを増やしているブライトリングのインハウスムーブメント!
日送り車のツメにバネがついており、カレンダーディスクが動いてきた際に、日送り車が引っ込み、カレンダー機構が壊れないようになっております。
開発時にアフターサービスの技術者が携わったブライトリングのインハウスムーブメントは、実用性だけでなく、操作性やメンテナンス性にも優れております。是非店頭でご覧ください。